「期日前投票」と「不在者投票」の違いとは?分かりやすく解釈

「期日前投票」と「不在者投票」の違いとは?違い

この記事では、「期日前投票」「不在者投票」の違いを分かりやすく説明していきます。

「期日前投票」とは?

「期日前投票」とは本来選挙で投票する当日に投票できない人が、期日になる前から投票できる投票所から投票することです。

「期日前投票」の投票所は本来の投票所だけでなく、公共施設や役所に「期日前投票」用の投票所が設置されます。

そこに投票する人自身が予定を合わせて足を運び自分で投票箱に票を入れる形です。

本来の投票所とは別の場所になることが多いですが、自分で投票箱に票を入れる必要がある点は変わりません。


「不在者投票」とは?

「不在者投票」とは選挙に参加できる市区町村にいない人が滞在地から投票することです。

滞在地の選挙管理委員会に「不在者投票」することを伝えて必要な書類を請求すると、後で投票のための用紙や封筒と「不在者投票」の証明書が交付されます。

これらを持って滞在地の「不在者投票」に行ってから用紙に記入し封筒に入れて選挙管理委員長に渡すことで、選挙区外からでも投票できるという仕組みです。

ただし「不在者投票」は渡した後に郵送されてから有効票になるので、期日ギリギリだと無効票になることもあります。


「期日前投票」と「不在者投票」の違い

「期日前投票」「不在者投票」の違いを、分かりやすく解説します。

投票日当日に投票所に行けない人が投票日前に投票するのが「期日前投票」です。

「不在者投票」は投票日当日に現地にいない人が、投票日前に滞在地で票を選挙管理委員に協力してもらい投票することを指します。

「期日前投票」は本人が投票箱に直接投票するので必ず有効票になりますが、「不在者投票」は選挙管理委員に渡した後届くまでに時間がかかるのでその間に投票日が過ぎると無効です。

まとめ

どちらも投票日の前に投票する方法ですが、住んでいる市区町村で直接投票するのが「期日前投票」で、住んでいる市区町村の外から間接的に投票するのが「不在者投票」という違いがあります。

「期日前投票」は基本的に無効票になりませんが、「不在者投票」は無効票になる可能性もあるので早めの投票が必要です。

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