なんらかの労働に従事していると、働いている時間によってもらえる金額が違うことはみんな知っているでしょう。
残業すればその分の追加手当が出るし、深夜に働けば時給は上がります。
この記事では、「日勤」と「夜勤」の違いを分かりやすく説明していきます。
「日勤」とは?
「日勤」とは、文字通り「日中に働くこと」を示す言葉です。
実際には明確な法律上の規定があるわけではないので、その定義は会社ごとに違いますが、朝8時か9時から始まって夕方5時か6時に終わるのが普通です。
一般的な働き方のため朝も夕方も「通勤ラッシュ」と呼ばれる交通機関の混雑に合うことになります。
「夜勤」とは?
「夜勤」とは、前述の「日勤」と同様に法律などでの規定はないので、判断は会社ごとに違いますが、通常は「日勤」の就業時間以降に働くことを言います。
たとえば24時間動いている工場に勤めている人は3交代制(スリーシフトとも呼ばれる)のことが多いので、「日勤」以外に「夜勤」に2つの勤務時間帯があります。
「日勤」と「夜勤」の違い
「日勤」と「夜勤」の違いを、分かりやすく解説します。
ここまで説明してきたように、「日勤」と「夜勤」の大きな違いは「働く時間」です。
ただ、「日勤」と「夜勤」の時間そのものには規定があるわけではなく、労働基準法で定められているのは夜10から朝5時までの時間に働く「深夜夜勤」のことだけで、25%の賃金割り増しをする必要があります。
したがって一般的には通常の8時から5時や9時から6時の「日勤」の時間以降に働くことを「夜勤」と言います。
まとめ
この記事では「日勤」と「夜勤」の違いに関して解説してきました。
労働基準法においては、日本で労働者が不利な条件で働かされないように多くの規則が決められており、その規則を破った経営者は法律に照らし合わせて罰せられることになります。
しかし、これらの法に抵触はしないレベルでも条件の悪い労働を強いることは、回りまわって結局は会社のためにもならないことは自明のことです。