この記事では、「ドーナツ」と「チュロス」の違いについて紹介します。
ドーナツとは?
ドーナツとは揚げ菓子の一種で、小麦粉や砂糖、バターなどを練って作った生地を油で揚げたお菓子のことをいいます。
ドーナツは英語だと「doughnut」となります。
「dough」は生地を表す言葉で、「nut」はナッツのことを指しています。
元々はナッツを入れて揚げたお菓子のことをドーナツと呼んでいました。
中をくり抜いた丸い形をしているドーナツが有名ですが、この形は揚げる際に火の通りを良くするために考案されたものです。
ドーナツには丸いボール型のものもありますし、棒状のツイスト型もあります。
中にクリームが入っているものやチョコレートがかかっているもの等、その種類は様々です。
チュロスとは?
チュロスも揚げ菓子の一種で、小麦粉や砂糖などで作った生地を星形の絞り器から絞って成形し揚げたお菓子のことをいいます。
スペインあるいはポルトガルで誕生したと言われており、スペイン語では「Churro」といいます。
本来は1本だけであれば「Churro」で何本もある場合には「Churros」となりますが、日本では数に関わらず「Churros(チュロス)」として定着しています。
ドーナツとチュロスの違い
ドーナツもチュロスも揚げ菓子ですが、使用する材料や作り方には違いがあります。
ドーナツの生地は、小麦粉にベーキングパウダーを混ぜて作ります。
加熱するとベーキングパウダーから炭酸ガスが発生するので、フワフワの食感になります。
チュロスの生地は小麦粉に熱湯を加えてつくり、粘り気のある生地になります。
そのため油で揚げると、独特のコシが生まれます。
また、チュロスは星形の絞り器で絞って作るのにも違いがあります。
まとめ
ドーナツは小麦粉にベーキングパウダーを加えて作る揚げ菓子で、チュロスは小麦粉に熱湯を加えた生地で作る揚げ菓子です。