この記事では、「蓄音機」と「レコード」の違いを分かりやすく説明していきます。
「蓄音機」とは?
「蓄音機」は「ちくおんき」と読みます。
意味は「レコードに記録した音源を再生する装置のこと」です。
「レコード」は後程紹介しますが、音声や音楽を記録した塩化ビニール製の薄い円盤型をしたものです。
このレコードを回転させて、表面に刻まれた溝を針先でなぞり、振動を拡大させて音を再現する機械のことです。
「蓄音機」の言葉の使い方
「蓄音機」はレコードの再生装置のことですが、主に昭和の時代に使われた言葉です。
次第に音を電気信号に変える「レコードプレイヤー」が開発され、更にはレコードがCDに変わり、「蓄音機」の需要がほとんどなくなりました。
現在ではレトロ商品として「蓄音機」をコレクションする人もいます。
「レコード」とは?
「レコード」の意味は以下の通りです。
1つ目は「スポーツなどですばらしい成績として残る記録」という意味です。
2つ目は「音楽などを録音した塩化ビニール製の円盤、盤面に信号が刻まれているもの」という意味です。
3つ目は「コンピュータでファイルを構成するまとまりの単位」という意味です。
「レコード」の言葉の使い方
「レコード」は英語の「record」が日本語化した言葉で、「記録する」「伝える」「録音する」という意味です。
記録媒体となる塩化ビニールでできた円盤のことで、蓄音機を使って再生しますが、現在ではほぼ使われていません。
「蓄音機」と「レコード」の違い
「蓄音機」は「レコードに記録した音源を再生する装置のこと」です。
「レコード」は「音声や音楽を記録した、塩化ビニール製の薄い円盤型をしたもののこと」です。
「蓄音機」の例文
「蓄音機」の例文は以下の通りです。
・『蓄音機でレコードを再生する』
・『昔の蓄音機はホーン部分が大きい』
・『祖父の家にはまだ蓄音機がある』
「レコード」の例文
「レコード」の例文は以下の通りです。
・『クラシックのレコードをかける』
・『中古品屋でお宝レコードを見つける』
・『LPレコードのA面を聴き終わる』
まとめ
今回は「蓄音機」と「レコード」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。