白い洋服の時など、特に気になるのが「シミ」と「変色」。
この「シミ」と「変色」にはどのような違いがあるのでしょうか?この記事では、「シミ」と「変色」の違いを分かりやすく説明していきます。
「シミ」とは?
「シミ」は、洋服などの繊維の上に汚れが乗っている状態を指します。
一般的に「シミ」の始まりは繊維の上に汚れが乗っている状態で、カレーやパスタなどを食べこぼしたときに洋服についてしまった状態をさします。
この「シミ」との戦いは時間との戦いです。
「シミ」がついた当初は、繊維の上に汚れが乗っている状態ですが、時間の経過とともに繊維の中に入り込んでしまいます。
そうなってしまうと、なかなか「シミ」を落とすことができなくなってしまうのです。
そのため、「シミ」に気付いたらできるだけ早く適切な処置をとる必要があります。
また、「シミ」のなかには無色の「シミ」もあります。
その代表的なものが汗です。
汗の「シミ」は無色透明なので、すぐに「シミ」を発見しにくいため、特に注意が必要です。
「変色」とは?
「シミ」から時間が経ったものが「変色」です。
「変色」は、すぐに発生するものではなく、「シミ」が繊維につき、その後、放置したまま一定の期間が過ぎたものが「変色」となります。
繊維によって、その一定の期間に違いがあり、シルクの場合で7日から14日程度。
綿や麻の場合で10日から30日程度。
ウールの場合で10日から25日程度。
アクリルの場合で20日から30日程度となります。
「シミ」と「変色」の違い
「シミ」と「変色」の違いは、期間の違いにあります。
繊維に汚れがついたばかりの状態を「シミ」と言い、その後、時間が経過したものを「変色」と言います。
基本的には同じものでも、その期間によって「シミ」と呼ぶのか、「変色」と呼ぶのかといった違いが発生します。
まとめ
洋服についた汚れは「シミ」と呼ばれるうちに適切に対処する必要があります。
時間が経過し「変色」になってからでは完全に汚れを取り除くことは難しくなってしまいます。