「申し込む」と「届け出る」の違いとは?分かりやすく解釈

「申し込む」と「届け出る」の違いとは?生活・教育

この記事では、「申し込む」「届け出る」の違いを分かりやすく説明していきます。

「申し込む」とは?

「申し込む」には2つの意味があります。

ひとつは、考え、希望、欲求などを相手に伝えることです。

「結婚を申し込む」のような使い方をします。

結婚を申し込むとは、あなたのことが好きです、ずっと一緒にいたいですという、自分の考え・希望を相手に伝えることです。

もう一つの意味は、募集などに応じるです。

世界一周の旅の受けつけが行われているとします。

この旅に参加したいと思い、必要な書類を提出しました。

これを「世界一周の旅に申し込む」といいます。


「届け出る」とは?

学校、役所、役職のある人などに、口頭や文章で必要な手続きをとるという意味です。

結婚をしたら、それを知らせるための書類を役所に提出します。

学校を転校するときには、そのための書類を学校に提出します。

被害を受けたら警察に知らせます。

このときの行動が「届け出る」が意味するものです。

書類を提出することだけでなく、口頭で伝えることも意味に含みます。

自ら言って出ることをいいます。

結婚を知らせるためには、自ら書類を記入し、自ら役所に書類を出す必要があります。

待っていては、知らせることはできないのです。


「申し込む」と「届け出る」の違い

「申し込む」「届け出る」の違いを、分かりやすく解説します。

前者は、応募に対して必要な手続きをとることです。

旅行の申し込みなどを意味します。

また、希望や欲求などを伝えるという意味もあります。

後者は、学校、役所、役職のある人などに、届けを出すことです。

旅行の手続きをすることではありません。

公的なものについて、使われることが多い言葉です。

また、希望などを伝えるという意味はありません。

まとめ

行為としては似ているのですが、2つの言葉の意味は異なります。

前者は応募に対しての手続き、後者は役所などでの申し出を意味しています。