「最低」と「極悪」の違いとは?使い方や例文も徹底的に解釈

「最低」と「極悪」の違い生活・教育

この記事では、「最低」「極悪」の違いや使い方を分かりやすく説明していきます。

2つの言葉の違いと使い方等を理解した時に、「なるほど。

こういう意味だったのか」
と納得いただけるようにお力になりたいと考えておりますので、どうぞお付き合いください。

「最低」の意味

先ず「最低」の意味からご説明致します。

「最低」の意味としては、基本的に程度のランクで一番低いという意味に使うことが殆どですので、しっかりと理解しておいてください。

そして、もうひとつの使い方としては、一緒に紹介する「極悪」にもかかってくるのですが、生じる事柄で一番、誰も望まないような行動や結果を意味しております。

また、質の方も甚だしく低いことを表しているのです。

この「最低」という言葉は、良い意味では決して使われることはない言葉になりますので、しっかりと押さえておいてください。


「最低」の使い方

次は「最低」の使い方を見ていきましょう。

「最低」の使い方については、上で解説しました「最低」の意味を照らし合わせてみてください。

すると「最低」の使い方が、頭の中に想像できるはずです。

「最低」の意味とは、質が一番悪いことや低い事、また程度が低い事、生じる事柄に対して行われる行動や結果が悪い時に使うものです。

よって使い方としては、「僕は彼女にとって最低な男だったと思う。

だからこそ今度は心を入れ替えたいんだ」
というのがイメージしやすいでしょう。

また、もうひとつの使い方は、「品質としては最低ランクの烏龍茶だ」という使い方の例になりますので、参考になれば幸いです。


「最低」を使った例文

この項目では「最低」を使った例文を書いていきます。

・『あのカレーライスの味は最低だった』
・『最低気温が氷点下を記録したらしい』
・『必要最低限のものは揃えておくべきだ』
・『最低な人と言われてしまった。非常に悲しい』
・『今まで生きてきた中で最低な生活している』
以上が「最低」を使った例文となりますので、是非とも参考にして活用してみてください。

「最低」の類語

ここの項目では「最低」の類語について解説します。

「最低」の類語としては、「最悪」「下衆」「最小」等が類語として挙げられます。

これらの類語の意味も、一番悪い結果や程度が低いことや、一番小さい等の意味や意味合いがありますので、しっかりと把握しておいてください。

「最低」の対義語

次の項目では「最低」の対義語について解説していきます。

「最低」の対義語としては、「最高」(さいこう)や「一番」(いちばん)、「最善」(さいぜん)等が対義語として挙げられるのです。

これらの対義語の意味としては、程度が一番高いことや良い結果のこと、ベストな方法等という意味がありますので、対義語として成り立ってくるのです。

是非とも理解して、活用すべき場面があれば活用してみてください。

「極悪」の意味

ここでは「極悪」の意味についてご説明致します。

「極悪」の意味としては、考えられないほど(尋常じゃないとも言える)に、悪いことや人を指す意味があります。

基本的に人に向けて使うことが多いという事も把握されておくと、後々使う際にスマートに使えますので、押さえておいてください。

「極悪」の使い方

次は「極悪」の使い方を見ていきましょう。

「極悪」の使い方についても、上で解説している「極悪」の意味を見てみてください。

使い方が何となくでも思いつくはずです。

「極悪」というのは、基本的に人に使うことが多く、この人の行った(行っている)事柄が、尋常じゃないほどに悪いことを意味しているのです。

よって「極悪」を使う時は、このような使い方になってきます。

「警察も驚くほどに極悪な犯罪内容だったらしい」というのがイメージが沸きやすいことでしょう。

また、「極悪人と言われているのに、当の本人は気にせず悠々自適に生活している」というのも、分かりやすい使い方になるはずですので、是非とも把握して覚えておいてください。

「極悪」を使った例文

ここの項目では「極悪」を使った例文を書いていきます。

・『極悪人には容赦なく取り調べする必要がある』
・『あまりにも極悪な事件で吐き気がしてしまった』
・『極悪な人はどこまでいっても極悪なので、更生する訳がないのだ』
・『暴力団は極悪だと刑事が言っていた』
・『人権等を踏みにじるような極悪な犯罪だった』
以上が「極悪」を使った例文になります。

見てみると「犯罪」「極悪人」「刑事」等というキーワードが付属でついてくることがお分かりいただけたはずです。

これらも参考にしていただけると幸いです。

「極悪」の類語

ここでは「極悪」の類語を説明します。

「極悪」の類語としては、「惨い」「残酷」「無慈悲」「残忍」「残虐」等が類語となります。

やはり「極悪」の類語なだけあって、類語も見るに堪えないほどに酷い言葉ばかりとなりますが、これらが類語となりますので、覚えておいてください。

「極悪」の対義語

次は「極悪」の対義語を解説していきます。

「極悪」の対義語としては、「極善」(ごくぜん)や「善良」(ぜんりょう)、等が対義語として挙げられます。

これらの対義語の意味としては、非常に良い人や良い行いや結果等を表しておりますので、対義語として成り立つのです。

参考になれば幸いです。

「最低」と「極悪」の違い

ここでは「最低」「極悪」の違いをご説明致します。

前者の「最低」というのは、程度が一番低いことや悪いことを意味しております。

また生じる事柄(生じた事柄)に対して行われることが決して良い行動や結果ではない際に使いますので、把握しておいてください。

後者の「極悪」については、これは基本的に人について使われることが多くあります。

すなわち犯罪者や犯罪の内容や、考えられないほどに悪いことや結果について使いますので、参考にしておいてください。

「最低」と「極悪」の使い方の違い

最後に「最低」「極悪」の使い方の違いを解説していきます。

前者を使う場合は、「こんな最低な生活になるとは思っていなかった」という使い方が、分かりやすいはずです。

そして、後者は「極悪人には極刑をという声が多くありました」というのがイメージしやすい使い方になりますので、是非とも把握しておいてください。

「まとめ」

まとめとしては、「最低」というのはランクや程度が一番低くて悪い時に使います。

また、生じた(生じる)事柄に対して、行われる行動や結果も決して良いとは言えない時に使いますので、把握しておいてください。

そして、「極悪」については、基本的に人に対して使います。

その人というのが犯罪者であったり、考えられないほどに悪いことや結果等に対して使いますので、是非とも押さえておいてください。