「特手記録郵便」と「簡易書留」の違いとは?分かりやすく解釈

「特手記録郵便」と「簡易書留」の違いとは?専門用語・業界用語

この記事では、「特定記録郵便」【とくていきろくゆうびん】と「簡易書留」【かんいかきとめ】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「特定記録郵便」とは?意味

郵便物の申し込みをして、引き受けたとき時間を記録してくれるのが「特定記録郵便」【とくていきろくゆうびん】といいます。

この方法であれば、郵便局で配達する時間が分かるなど配達状況が調べられるので、出さなかったというトラブルを未然に防げる方法です。

受け取り方法は普通郵便と同様に郵便受けに投函される形になりますので、不在が多い人には便利な方法ですが、郵便物を受け取ったという記録は残ります。

郵便局によっては普通郵便とは別に配達されることがありますが、その局によって方法を判断します。

配達がまだ完了していない時点で、配達が終わったことになる場合があります。


「簡易書留」とは?意味

銀行口座を作ったときや、クレジットカードの登録が完了した後、カードを送る方法としてよく選ばれているのが「簡易書留」【かんいかきとめ】です。

大事な書類や情報が書かれている手紙を送る方法として選ばれる発送方法であり、配達が終われば完了記録が残ります。

受け取り人が家にいないときは、届けに来た日にちや時間が書かれた不在届けをポストに入れて行きますので、自分が受け取れる日時を記入したポストに投函するか、電話やファックスで希望する月日と時間帯に再配達を申し込みます。

日曜日も祝日でも再配達が可能ですので、平日に仕事や学校で忙しい人にも最適な発送方法です。

もしも郵便物が紛失したときは、上限5万円迄を補償するので安心です。


「特定記録郵便」と「簡易書留」の違い

どちらも追跡サービスがあり、宛名の書式は自由ですが、「特定記録郵便」は日曜日や祝日には配達されません。

ミニレターの併用ができ、送料は84円の送料に160円の料金が追加されて合計で244円になります。

もしも郵便物が届かなかったときはとくに補償はあまりません。

もう一方の「簡易書留」は宛先への配達方法は手渡しが必須であり、渡した後は受領印が残ります。

普通郵便とはまた違う別便で届ける方法となり、追跡サービスが利用できるので安心です。

追跡は郵便局のホームページで番号を記入すれば、書留がどこにあるか場所が特定できます。

送料は84円に320円の追加料金がかかり、合計で404円になるという違いがあります。

まとめ

定型郵便の送料に追加料金を加えるだけで配達状況が調べられたり、不在のときは時間指定で再配達ができるサービスを受けられます。

郵便物により、利用した方がいいと思う方法を選んでみるといいでしょう。