この記事では、「水玉」と「ドット」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「水玉」とは?意味
日本では、丸い玉を「水玉」【みずたま】と呼んでいます。
大きめの水玉は水滴を表していたり、星を表すなど、かわいい印象を全面に出す模様として女性に選ばれています。
赤い布に白い大きな「水玉」がプリントされていたり、ピンクの水玉を白の布に並べられている財布やポーチ、紙袋があるなどいろいろな商品に使われている柄です。
元々、水滴は女性が好む柄として選ばれていましたが、それを丸い形状にしたところ、多くの人の心を掴みました。
「水玉」の布でパジャマを作ってみたり、ベッドカバーや布巾着を選び、部屋を個性的に彩ることもあります。
この大きな「水玉」は、大胆で派手な印象があるため、自分の個性や好みを主張したい人に最適な模様です。
「ドット」とは?意味
英語圏では「水玉」を「ドット」と呼びます。
少し小さめの水玉で、横に並ぶように揃えて描かれています。
この柄には、円形か玉をたくさんきれいに並べられている模様であり、パンチングメタルといった規則にのっとった模様になっているのが特徴的です。
この柄には、無地かと思うほど「ドット」が小さく描かれているピンドットや小さな白い玉が狭い間隔で並ぶように描かれているバーズアイ、少し大きめに描かれているコインドットコインなどの大きさに違いがあります。
定番のポルカドット、大小のサイズ違いに描かれているシャワードット、無造作に配置されているランダムドット、肌が透けて見えるシースルードットなど6つの柄が揃うという傾向が見られるわけです。
「水玉」と「ドット」の違い
ここでは「水玉」と「ドット」の違いを、分かりやすく説明していきます。
「水玉模様」は配置にあまり決まりがなく、無造作に描かれています。
色使いも白だけという単色から、赤やピンク、黄色など複数の色の「水玉」を使ったものもあるなど自由度が高いのです。
日本では「ドット柄」というよりも、「水玉模様」と言い表すことが多く、女性の気持ちを掴む柄として昭和の後半頃から人気が出始めました。
もう一方の「ドット」は、主に海外で「水玉」を呼ぶ呼び方であり、ファッション業界では定番の柄として使われています。
「水玉」よりもサイズが小さい玉がきれいに揃って並ぶ柄を指し、女性らしさが出せる美しい模様としてワンピースやブラウス、ロングスカートにあしらっている服はかわいいと人気を集めるわけです。
まとめ
どちらも玉柄を表す模様ですが、玉のサイズが大きいか、小さいという違いがあるので、自分なりにどちらを選べばかわいらしい服になるか、アイテムになるかを考えてみるといいでしょう。