この記事では、「ハードウェア」と「ソフトウェア」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ハードウェア」とは?
システムのうち、装置や回路、機器などの実体を伴うものをいいます。
具体的には、処理装置や記憶装置、入出力装置、電子基板などの部品や部材などのことです。
その総体としてのコンピュータのことをいうこともあります。
「HW」と書く事もあります。
近頃は、ほかの様々な場面でも使われています。
例えば、人から人に継承される技術などの無形のものに対して「ソフトウェア」といい、その作業を行う道具や建物については「ハードウェア」と呼ぶなどです。
「ソフトウェア」とは?
コンピュータを動作させる命令の集まりをプログラムといいます。
それを組み合わせてまとめたものが、「ソフトウェア」です。
また、プログラムを動作させるためのデータも入ります。
目に見えないことが特徴で、物理的には、記憶装置の中にある電気的な信号として存在しています。
「ソフトウェア」は大きく分けると、二種類あります。
利用者への基本的な操作手順の提供を行ったり、ハードウェアの制御や、他のソフトへの機能の提供を行ったりする「オペレーションシステム」と、特定の目的のために作られた「アプリケーションソフト」です。
日本では、アプリケーションソフトのことを「ソフト」ということがありますが、外国では“soft”は、柔らかいという意味しかないので、ソフトウェアのことは、ソフトウェア又は「SW」などといいます。
音の入ったCDなどについて「ソフト」ということもあります。
「ハードウェア」と「ソフトウェア」の違い
違いは、実体の有無です。
「ソフトウェア」を変えると、「ハードウェア」の機能を変更することが出来ます。
また、Excelなどの「ソフトウェア」は、違う「ハードウェア」でも使えます。
まとめ
二つの言葉の違いについて説明しました。
「ソフトウェア」と「ハードウェア」は、切っても切れない関係になります。