この記事では、「衣類」と「衣服」の違いを分かりやすく説明していきます。
「衣類」とは?
「衣類」とは衣装として着用するもの全般を指す言葉です。
洋服で言えばジャケットやコートのような外側に着用するものはもちろん、ショーツのような下着や靴下のような肌着にベルトも「衣類」として扱われます。
類とついているだけに着る服だけでなく服を着用するための帽子や帯を始めとしたアクセサリー類やマフラー手袋など衣服と一緒に着用するものなども含まれるのが「衣類」です。
「衣服」とは?
「衣服」とは体を覆うために身にまとうものを指します。
体を覆うと言っても肌着や下着は含めない事が多く、主にスーツやジャケットにズボンなど外側に着用するものだけを指す言葉です。
ただし完全に外側に着用するものだけと限定されるわけではなく、肌着や下着を含めて「衣服」と呼ぶこともあります。
その場合でも帽子やマフラー靴下手袋など首から上や手足の末端に着用するものは「衣服」に含まれません。
「衣類」と「衣服」の違い
「衣類」と「衣服」の違いを、分かりやすく解説します。
体に着用するもの全般を指す言葉が「衣類」でその中でも主に外側に着用するものを指す言葉が「衣服」です。
「衣類」は下着や肌着から帽子に靴下なども含みますが、「衣服」は上着以外を含めて使われる場合でも下着や肌着までしか含まず、帽子やマフラー手袋などは含まれません。
一般的に服と呼ばれるものとそれに合わせる小物を含む分類が「衣類」で、小物は含まない分類が「衣服」と言い換えることもできるでしょう。
まとめ
基本的にはどちらも服を指す言葉ですが「衣類」の方がより広い範囲で小物まで含めるのに対し、「衣服」は胴体と足に着用するものという限定的な範囲という違いがあります。
「衣類」は全般的に指す言葉ですが「衣服」は場合によってどこまでを含めるのか違う場合もあるので、どの程度の範囲を含めて「衣服」と言っているかは考えて判断するべきでしょう。
