「ゴジラ」と「ジラース」はどちらも特撮作品に登場する巨大生物です。
よく似た顔をしていますがどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、「ゴジラ」と「ジラース」の違いを解説します。
「ゴジラ」とは?
「ゴジラ」とは、「東宝映画ゴジラシリーズに登場する巨大生物」です。
「ゴジラ」の使い方
1954年に公開された特撮映画「ゴジラ」で初めて登場した巨大生物で日本における怪獣の先駆けとして人気、知名度ともに圧倒的な存在です。
恐竜が二足歩行で直立したようなデザインが特徴で口からは放射性の熱線を吐くなど圧倒的な破壊力で街を蹂躙します。
シリーズ化され数多くの作品が制作されましたか身長や能力など設定は作品ごとに異なります。
「ジラース」とは?
「ジラース」とは、「ウルトラマンに登場する怪獣」です。
「ジラース」の使い方
空想科学特撮ドラマ「ウルトラマン」の第10話「謎の恐竜基地」に登場する怪獣で、ウルトラマンと交戦しますが最後は敗れて絶命します。
「ジラース」はウルトラマンに登場する怪獣の中でも特殊な意味で知名度の高い怪獣です。
撮影に使用された「ジラース」の着ぐるみは東宝の「ゴジラ」シリーズで使用されたものの流用でデザインは「ゴジラ」そっくりです。
あまりにも見た目がそのままなので特徴的な衿巻状のヒレが取り付けられましたが、戦いの最中にウルトラマンがヒレを切り取ってしまったため「ゴジラ」そのままの見た目で戦いを繰り広げました。
劇中では特に関連性をうかがわせる描写はなく全く関係のない別個体の怪獣という扱いです。
「ゴジラ」と「ジラース」の違い
「ゴジラ」と「ジラース」の違いは「襟巻き状のヒレ」と「体色」です。
基本となる着ぐるみには手が加えられておらず腹と頭、背びれの一部が黄色く塗られているのみです。
最大の違いは襟巻き状のヒレで、身の回りにエリマキトカゲを思わせるヒレがあります。
ヒレと体色以外は「ゴジラ」そのままですが、頭部と胴体部で異なる作品で使用した別の着ぐるみを組み合わせて使用しているので厳密には「ジラース」と同じ姿をした「ゴジラ」は存在しません。
まとめ
「ゴジラ」と「ジラース」の関係は特撮ファンの間では有名な話です。
特撮豆知識として知っておきましょう。