この記事では、「ゴリラ」と「チンパンジー」の違いについて紹介します。
ゴリラとは?
ゴリラとは、霊長目ヒト科ゴリラ属に属する哺乳類のことをいいます。
霊長目の中では最も大型の動物で、オスは体長が170~180㎝、体重は150~180kgにもなります。
メスはオスよりも体が小さいです。
アフリカ中央部に分布しており、マウンテンゴリラやニシローランドゴリラ、ヒガシローランドゴリラといった種類があります。
ゴリラの由来はギリシア語の「gorillai」で、「毛深い」という意味がありました。
森林に生息していますが、森林伐採なども進み生息数は以前に比べると減少しています。
チンパンジーとは?
チンパンジーとは、霊長目ヒト科オランウータン属に属する哺乳類のことをいいます。
オスの体長は80~90㎝程で、体重は40~60kg程になります。
チンパンジーは、アフリカの熱帯林やサバンナに生息しています。
手を握って第二関節を地面につけるナックルウォークという歩き方をします。
チンパンジーは知能が高く、人間でいえば4歳児と同等の知能を備えているとされます。
道具を使うこともありますし、チンパンジー同士で挨拶行動もとります。
また、チンパンジーも生息地である森林の伐採やアフリカの内戦による混乱などもあり生息数は減少しています。
ゴリラとチンパンジーの違い
ゴリラもチンパンジーも霊長目のヒト科に属する哺乳類です。
その中でもヒトに最も近いのはチンパンジーで、高い知能を備えています。
ゴリラも高い知能を持つ動物ですが、チンパンジーと比較すると若干劣ります。
体が大きいのはゴリラの方ですが、ゴリラは温厚で争いごとは好みません。
ただし、ドラミングと呼ばれる両腕で胸を叩く威嚇行動を取る時もあります。
チンパンジーはオス同士で争うことも多いです。
まとめ
ゴリラとチンパンジーを比べると、体が大きいのはゴリラの方です。
チンパンジーは非常に高い知能を持っています。