「道楽」と「娯楽」の違いとは?分かりやすく解釈

「道楽」と「娯楽」の違いとは?生活・教育

この記事では、「道楽」【どうらく】と「娯楽」【ごらく】の意味や使い方を分かりやすく説明していきます。

「道楽」とは?意味

仕事以外でお金を得たり、自分の才能を開花させるためにやる趣味を「道楽」【どうらく】と言います。

自分が好きで、能力を注ぎ込んで楽しむものであり、作った物を売ってお金するなど能力を注いで質を高めることでいい方向に結びつけて磨くわけです。

熱中してできる趣味であれば「食道楽」と食べることが好きな人であることを伝えます。

いい意味で使われている言葉ではありますが、ときに「道楽がいきすぎて身を滅ぼす」とお金を失ってしまうわけです。


「娯楽」とは?意味

楽しい心を持ってなぐさみを自らに与えるものを「娯楽」【ごらく】と言います。

仕事をしていない時間に楽しくやれるものを意味している言葉であり、会社が終わった後、食事する数時間前にやって楽しいと思うものが「娯楽」です。

短時間にできるものとしては、パチンコや競輪などの賭け事や、多くの人と遊べる麻雀やボーリングなども自分を楽しませます。

主に、自分の欲望を満たして快楽が得られるものを「娯楽」と呼ぶわけです。

そのため「娯楽映画」「娯楽施設」といった呼び方して自分が楽しむ場所を表します。


「道楽」と「娯楽」の違い

「道楽」は趣味を指す言葉であり、心を楽しませたり、能力を引き出して磨くといった意味があるという違いがあります。

もう一方の「娯楽」は、自分の欲望を満たすため、お金を注ぎ込んでしまいます。

そのため、あまり世間的にはいいこととは受け止められず、どこか人生を舐めているように見えるためいい印象を持たれません。

「道楽」の例文

・『ゆいいつの道楽は、野球観戦に行って思い切り選手を応援することだ』
・『趣味を追求するのもいいが、行き過ぎればただの道楽だと親に注意された』

「娯楽」の例文

・『私の娯楽は競艇で、今までに1,000万円は失った』
・『麻雀の面白さにはまってからというもの、私の娯楽になった』

まとめ

どちらも自分が楽しむことを意味する言葉ですが、快楽でお金を増やしたり、快感を得て心を満たすか、趣味で心と懐を埋めるという違いがあると覚えておくといいでしょう。