「プロレス」と「格闘技」はどのような違いで使い分けられているのでしょうか。
今回は、「プロレス」と「格闘技」の違いを解説します。
「プロレス」とは?
「プロレス」とは、「観客に披露する興行として行われるプロフェッショナルレスリング」です。
「プロレス」の使い方
肉体のみを駆使して戦いフォールやポイントの優劣で勝敗を競うスポーツが「レスリング」です。
オリンピックの正式種目であり古代から続く歴史あるスポーツですが、レスリングをベースに興行のため独自のルールで進化したプロフェッショナルのレスリングを「プロレス」といいます。
観客に見せることを重視しており投げ技や空中技など派手な技が多用されるエンターテイメント性を重視したスポーツです。
スポーツとは違いルールを統轄する団体などはなく、各団体がそれぞれ独自のルールで興行を行い運営も独立しています。
「格闘技」とは?
「格闘技」とは、「肉体を用いて戦う技術、もしくはそのような技術を用いて戦い勝敗を競い合うスポーツ」です。
「格闘技」の使い方
鍛え上げた肉体を武器に人同士が戦うための技術を指す言葉で、一般的には鍛え上げた肉体と磨いた技術を駆使して勝敗を競い合うスポーツを指す言葉として使われています。
打撃技や投げ技、関節技や絞め技など様々な技術があり競技ごとに異なるルールで試合が行われます。
「格闘技」はそれぞれ異なるルールで行われる肉体のみを用いた競技の総称です。
「プロレス」と「格闘技」の違い
「プロレス」が肉体のみで戦う競技の名称であるのに対し「格闘技」は肉体を駆使して戦う様々な競技の総称です。
「プロレス」は「格闘技」の一種であり「格闘技」という場合は「プロレス」も含まれます。
「プロレス」の例文
・『後楽園ホールはプロレスの聖地である』
・『最近は女性のプロレスファンが増えている』
「格闘技」の例文
・『体を鍛えるために格闘技を始めた』
・『ボクシングは拳による打撃のみで戦う格闘技である』
まとめ
「プロレス」と「格闘技」は指しているものが全く異なります。
混同しないようにそれぞれの正確な意味を覚えておきましょう。