この記事では、「へそくり」と「貯金」【ちょきん】の意味や使い方を分かりやすく説明していきます。
「へそくり」とは?意味
妻からもらったお小遣いとは別に、自分が自由に使えるお金を自宅の本棚やタンスの中に入れておくのが「へそくり」です。
額としては、1万円か数万円単位で妻に知られないようにするお金になります。
そして、貯まれば腕時計やスーツを買うなど、自分がとくに欲しいものに使います。
なかにはお酒を飲みに行ったり、女性と遊ぶ、旅行に行くといった娯楽費用として使う場合もあるわけです。
反対に、夫から受け取った給料の一部を内緒で食器棚や机の中に入れて、自分が使いたいとき好きなものを買うようにする主婦の「へそくり」もあります。
「貯金」とは?意味
自分で稼いだお金を銀行に預けるのが「貯金」【ちょきん】と言い、いくらか貯まったときは車を購入したり、好きなものを買うなど計画を立てます。
いくら貯まったか家族や恋人に公開するときは貯金通帳に記載し、公開して情報を共有できるわけです。
お金を預ける先は一般的には銀行であり、数年単位で満期になれば解約できる商品から、自分で好きなとき預けて、いつでもおろせて使えるものから選べます。
この「貯金」の定義としては、結婚後に夫婦が共有する財産であり、どちらかが亡くなった後は片方に相続するお金です。
「へそくり」と「貯金」の違い
結婚している人が、相手にお金を隠していることは言わずに隠すお金が「へそくり」と言います。
生活費や光熱費を節約して、残ったお金をまわすこともあれば、毎月の余ったお小遣いを「へそくり」にまわす人もいたりと、いろいろなやり方でこつこつと貯めていきますが、最終的には好きなものを買ったり、急な出費に備えておくわけです。
一方の「貯金」は、銀行にお金を預けておき、貯まった段階で引き落とし、家族が乗るための車を購入したり、家を建てるなどしてみんなで使えるものを購入するために貯めるものを「貯金」と言います。
まとめ
どちらもお金に関する言葉になりますが、家族に秘密にしているものか、公開できるかという違いがあると覚えておくといいでしょう。