この記事では、「パートナー」と「配偶者」の違いについて紹介します。
パートナーとは?
パートナーは、配偶者やそれに準ずる人、共同で仕事をする相手、相棒など幅広い意味で使われている言葉です。
社交ダンスやバレエ、フィギュアスケート、テニス、卓球、バドミントンなど2人1組で行うスポーツやダンスの場合に相手のことをパートナーと呼ぶこともあります。
また、ビジネスで提携している人や企業のことをビジネスパートナーと呼んだりもします。
配偶者とは?
配偶者とは、戸籍上の婚姻関係にある相手のことを言います。
婚姻届を提出し婚姻関係になることで、配偶者となります。
また、離婚届を提出して婚姻関係が失われると、配偶者ではなくなります。
事実婚や内縁関係の場合には、配偶者とは認められません。
パートナーと配偶者の違い
パートナーの意味は幅広く、その中に配偶者も含まれます。
夫婦の場合には相手のことをパートナーと呼ぶこともありますが、配偶者と呼ぶのは法律婚をしている場合のみです。
事実婚の場合には配偶者とは呼びません。
ただし、日本では配偶者を明確に定義した法律が存在するわけではないので、行政機関などで慣例的に法律婚をしている人を配偶者として運用しています。
また、パートナーには恋人なども含まれますが、単なる恋人よりはもう少し深い関係にある場合をパートナーと呼ぶことが多いです。
それからパートナーは、ビジネス上で深いつながりがある人を呼んだりもします。
共同経営者のことをパートナーと呼ぶこともありますし、アーティストが共同で作品を作り上げる場合に相手のことをパートナーと表現することもあります。
単に取引があるだけというのではなく、同じ目的に向かって共同で何かを行う人を指すことが多いです。
まとめ
配偶者は法律婚をしている相手のことをいい、パートナーに含まれます。
パートナーの意味は幅広く、事実婚や恋人関係、共同でビジネスを行う人など色々あります。