体重や肥満度を調べる指標としては「bmi」や「体脂肪率」が有名です。
この記事では、「bmi」と「体脂肪率」の違いを分かりやすく説明していきます。
「bmi」とは?
「bmi」とは“Body Mass Index”を略した言葉であり、身長と体重から簡単に身体の体格を測ることが可能です。
この計算式は体重(㎏)を身長(m)の2乗で割ったものとなり、この指数によって身体の体格がどのようなものかを判断します。
この数値が18. 5以下だと痩せ型であり、18. 5から25が普通、それ以上のものは肥満と定義されます。
「bmi」は世界的な基準として用いられており、自分で簡単にチェックして健康管理に役立てることが可能です。
「体脂肪率」とは?
「体脂肪率」とは身体に占める脂肪の割合のことであり、これは身体の内部にあることから測定するには特定の機械や検査が必要となります。
「体脂肪率」は男性と女性における身体の構造の違いや、年齢における脂肪の付きやすさなどによって基準が変化するのが特徴です。
脂肪は身体の構造上男性よりも女性の方が付きやすく、肥満の基準も違いが出てきます。
「体脂肪率」は最近の体重計で一緒に測定できるものも多くなってきており、こちらも健康管理に役立てることが可能です。
「bmi」と「体脂肪率」の違い
「bmi」は身長と体重から計算された見た目の体格を示す指数です。
「体脂肪率」は身体の内部に含まれている脂肪の割合を示す指数であり、これは体組成計や専門の器具で測定することが可能です。
「bmi」の例文
・『久しぶりにbmiを計算したらかなり大きな数値が出たので驚きました』
・『bmiは簡単に計算できますが、これだけで判断するのは駄目だと思います』
「体脂肪率」の例文
・『健康診断が少し悪かったので、体脂肪率を減らすための食事管理を始めました』
・『体脂肪率はギリギリ普通のレベルを保っていますが、油断すると肥満になるのでこれからも気を付けたいと思います』
まとめ
「bmi」や「体脂肪率」はどちらも肥満を調べるために有効な指標として有名です。
片方だけではなく両方を測定して、正しい健康管理に役立てることが重要です。