プレゼンやデータ分析とは切っても切り離せないツール! この記事では、「ヒストグラム」と「棒グラフ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ヒストグラム」とは?
「ヒストグラム」とは、度数分布表に区分けしたデータの数値を長方形の柱で表したグラフであり、「度数分布図」や「柱状グラフ」とも呼ばれています。
「ヒストグラム」は、例えば「あるクラスの生徒たちの身長データ」や「ある種の蝶々の体長データ」など「ひとまとまりのデータ」に含まれる分布や内訳などを分析するために用いられます。
「ヒストグラム」で描かれる柱と柱の間には間隔がありませんが、これは柱の1本1本が「ひとまとまりのデータ」を構成する連続したデータであるためです。
また、縦軸(y軸)は「階級」、横軸(x軸)は「度数」とそれぞれ定められています。
「棒グラフ」とは?
「棒グラフ」とは、独立した数値を長方形の棒で表したグラフになります。
「棒グラフ」は、例えば「商品Aの今月の売上」と「商品Bの今月の売上」や「A県の年間水道使用量」と「B県の年間水道使用量」など独立したデータ同士の数値の大小を比較するために用いられます。
「棒グラフ」で描かれる棒と棒の間には間隔がありますが、これは各棒=各データが独立で対等な関係であるためです。
また、「棒グラフ」では縦軸(y軸)の項目も横軸(x軸)の項目も自由に設定することができます。
「ヒストグラム」と「棒グラフ」の違い
「ヒストグラム」と「棒グラフ」の違いを、分かりやすく解説します。
「ヒストグラム」は「ひとまとまりのデータ」に含まれる数値を長方形の柱で表したグラフであり、データの分布や内訳などを分析するために使われます。
対して、「棒グラフ」は独立した数値を長方形の棒で表したグラフであり、データ同士の数値の大小を比較するために使われます。
まとめ
・「ヒストグラム」はデータの分布や内訳を見るために、度数分布表に区分けしたデータの数値を柱状にして並べたグラフ。
・「棒グラフ」はデータ同士の数値の大小を比較するために、データの数値を棒状にして並べたグラフ。