「ナショナル」と「パナソニック」の違いとは?分かりやすく解釈

「ナショナル」と「パナソニック」の違いビジネス・就職・転職

この記事では、「ナショナル」「パナソニック」の違いについて紹介します。

ナショナルとは?

ナショナルとは、松下電器産業(現パナソニック)が80年にわたって展開していた白物家電のブランド名です。

松下電器産業は、日本を代表する実業家として知られる松下幸之助が創業した電機メーカーです。

1927年に自転車用のランプを販売しました。

その際、ナショナル(National)というブランドをつくったのが始まりです。

その後、様々な電気製品を世に送り出し、海外にも進出しました。

海外向けのブランド名は、パナソニック(Panasonic)です。

そして2008年に国内向けのブランドであったナショナルをパナソニックに統一したことで、ナショナルは消滅しました。

会社名も松下電器産業からパナソニックへと変更されています。


パナソニックとは?

パナソニックは、日本の電機メーカーであるパナソニックグループが展開しているブランドです。

パナソニックには冷蔵庫や洗濯機、エアコンといった生活家電、テレビやレコーダー、オーディオ等のAV機器、パソコンやカーナビ、住宅設備など様々な製品があります。

元々、海外向けのブランドだったため、パナソニックは海外でも幅広く認知されています。


ナショナルとパナソニックの違い

ナショナルは松下電器産業がかつて使用していた国内向けのブランドで、パナソニックは海外向けのブランドになります。

現在では全てパナソニックに統一されているので、ナショナルというブランドは存在しません。

また、ナショナルは国内向けのブランドだったので海外では知られていませんが、パナソニックはアジアや欧米など海外でも浸透しているブランド名です。

まとめ

ナショナルは松下電器産業が使用していた国内向けのブランド名で、パナソニックは海外向けのブランド名です。

それが統一されており、現在でも使われているのはパナソニックになります。