「サウンドトラック」と「bgm」の違いとは?分かりやすく解釈

「サウンドトラック」と「BGM」の違い専門用語・業界用語

音楽の種類を指す言葉として「サウンドトラック」「bgm」があります。

どちらもよく耳にする言葉ですがどのような違いがあるのでしょうか、今回は、「サウンドトラック」「bgm」の違いを解説します。

「サウンドトラック」とは?

「サウンドトラック」とは、「映画やテレビドラマなどで使用される音楽」を意味する言葉です。


「サウンドトラック」の使い方

映画やテレビドラマなど映像作品で使用される音楽を指す言葉で、本来は映画で使われている音楽や音声全てを指す言葉でしたが現在では音楽のみを指す言葉として使われています。

劇中で使用されている楽曲の他にも短い効果音やジングルなどすべての音楽を指します。

劇中で使用された主題歌や挿入歌などを集めたアルバム作品も「サウンドトラック」の一種です。


「bgm」とは?

「bgm」とは、「メインとなる出来事の裏で流れている」です。

「bgm」の使い方

「back ground music」の略語で、特定の状況や出来事の背景として流れている音楽を指します。

映画やテレビなど作品中で流れる音楽だけでなく、デパートやカフェの店内で流されている音楽も「bgm」に当たります。

「サウンドトラック」と「bgm」の違い

映像作品に使用されている音楽の総称が「サウンドトラック」、状況や場面の背景として流れている音楽が「bgm」という違いです。

「サウンドトラック」は作品中に使用される音楽なので現実では流れませんが「bgm」はメインではない背景の音楽として現実でも流れます。

「サウンドトラック」の例文

・『映画のサウンドトラックを購入する』
・『作曲家がオリジナルサウンドトラックを書き下ろした』

「bgm」の例文

・『bgmがうるさくて台詞が聞き取りにくい』
・『店内のbgmはクラシックが多い』

まとめ

「サウンドトラック」「bgm」はそれぞれ全く別の音楽を指しています。

よく似た意味合いで使われることが多いので正しい定義を知っておきましょう。