この記事では、「コンポート」と「ジャム」の違いについて紹介します。
コンポートとは?
コンポートは、果物をシロップや薄い砂糖水で煮た保存食のことをいいます。
フランス語の「compote」をそのまま日本語にした言葉です。
コンポートは、ヨーロッパでは伝統的な食べ物として親しまれています。
リンゴやイチゴ、モモ、ルバーブなど様々な果物のコンポートがあります。
果物を丸ごと使うこともありますし、大きめにカットすることもあります。
果物の風味や食感が残っているので、そのまま食べることも多いです。
ケーキやアイスクリームに添えたり、ヨーグルトと一緒に食べることもあります。
また、ワインで煮たものもコンポートと呼んでいます。
ジャムとは?
ジャムとは、果物の果肉を潰して砂糖や蜂蜜を加えて煮詰めた食べ物をいいます。
ゼリー状になっており、パンやクラッカーにつけて食べるのが一般的です。
また、ヨーグルトに混ぜたり、パンケーキに添えたりすることもあります。
甘味が強いので、ジャムだけを食べるということはほとんどありません。
色々な種類のジャムがあり、材料としてよく使われている果物はイチゴやブルーベリー、アンズ、オレンジ、リンゴ、ブドウ、モモ等です。
コンポートとジャムの違い
コンポートもジャムも砂糖を入れて煮た加工食品ですが、砂糖の量に違いがあります。
砂糖の量が多いのがジャムで、その分甘味も強いです。
コンポートは甘さは控えめなので、そのまま食べることもあります。
ジャムはパンやクラッカーにつけて食べることが多いです。
また、ジャムは果物を潰してゼリー状に煮詰めているので果物の食感は残っていませんが、コンポートは果物本来の食感が残されています。
まとめ
コンポートとジャムの違いは甘さにあります。
ジャムの方が砂糖を沢山使っていて甘いので、パンなどにつけて食べます。
コンポートは甘さが抑えられており、そのまま食べることもあります。
