「疲労感」と「倦怠感」の違いとは?分かりやすく解釈

「疲労感」と「倦怠感」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「疲労感」「倦怠感」の違いを分かりやすく説明していきます。

「疲労感」とは?

使い過ぎたために、神経や筋肉の働きが落ちて、本来の機能を発揮できない感じがすることです。

長時間運動をしていると、だんだんと筋肉が本来の機能を発揮できなくなってきます。

1時間ウォーキングをした後には、脚が重いような感じがすることでしょう。

このときに感じているものが「疲労感」が意味するものです。

頭の使い過ぎでもこの状態になります。

長時間読書をしていると、だんだんと文字が頭に入らなくなってきます。

2時間も3時間も休憩を入れずに文字を読み続けていれば、脳の本来の働きを発揮しにくくなることでしょう。

このときに感じているものも、この言葉が意味するものです。

休めばこの状態から回復することができます。


「倦怠感」とは?

心や体が消耗をしてだるい感じのことです。

風邪をひいたときにこの状態になることがあります。

風邪をひいたときには、激しい運動をしていないのに、何だか体がだるく感じます。

動きたいのに体が重くて動くのが億劫な状態です。

このときの感じを意味する言葉です。

神経や筋肉を使っていなくても、この状態になります。

気圧の変化や特定の栄養素の不足などによっても、この状態になることがあります。

風邪が治ったり、気圧が安定したりすると、回復することが期待できます。


「疲労感」と「倦怠感」の違い

「疲労感」「倦怠感」の違いを、分かりやすく解説します。

前者は、使い過ぎによって神経や筋肉が本来の力を発揮できなくなったときに感じるものを指します。

運動の後、仕事の後などに感じることが多いです。

後者は、体が重く感じることを指します。

使い過ぎていなくても、この状態になります。

風邪をひいたときに感じやすいです。

まとめ

体の感じを意味する2つの言葉ですが、どういった感じなのか、どういったときにそれを感じるのかに違いがあります。