この記事では、「アンチグレア」と「ノングレア」の違いを分かりやすく説明していきます。
「アンチグレア」とは?
「アンチグレア」は、まぶしさに反するという意味です。
つまり反射光が発生しない、艶がないつや消しであるというのがこの言葉が持つ意味です。
グレアという部分がまぶしさのことで、光が反射することになるんですが、アンチという反するという言葉を付け足すと、光が反射しないつや消しを意味します。
なお、つや消しは、カラーリング剤なんかでは、フラットと言い、セミグロスは、半分艶があることです。
「ノングレア」とは?
「ノングレア」は、反射しないという意味で、反射光が発生しないことです。
なので、「アンチグレア」と全く同じ内容なんですが、言い方が異なり、ノンという部分がグレアという言葉を否定するがゆえ、反射しないという意味になります。
「アンチグレア」と「ノングレア」の違い
両者の違いは、製品としてみれば同じです。
なので、「アンチグレア処理」と「ノングレア処理」という言葉を用いた製品があると仮定した場合両者は同じ反射を抑えた艶消しの何かになります。
ただ、言い回しが異なるだけで、「アンチグレア」は、反射ということについて反するという意味で、「ノングレア」は、否定から入り、反射しないという言い切りであるかです。
「アンチグレア」の例文
・『液晶ディスプレイにアンチグレア処理を施す』
・『液晶保護シートにアンチグレア処理がされていない』
「ノングレア」の例文
・『液晶ディスプレイにノングレア処理を施す』
・『この液晶保護シートは、アンチグレア処理されていない』
まとめ
「アンチグレア」と「ノングレア」については、言い方が違うというだけで結論としては同じものを指し、商品であれば同じ何かです。
「アンチグレア」は、反射という事態に反するから反射しないつや消しだという意味で、「ノングレア」は、否定から入り、反射しないという意味になるのでこれも反射しないつや消しの何かになります。
なので、製品で、「アンチグレア」と「ノングレア」という表記を見ても両者は同じだと言ってもよいでしょう。