「拡販」と「営業」の違いとは?分かりやすく解釈

「拡販」と「営業」の違いビジネス・就職・転職

この記事では、「拡販」「営業」の違いを分かりやすく説明していきます。

「拡販」とは?

拡販は、かくはんという読み方をすべき言葉です。

漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、範囲を広くしたり大きくするといった意味の拡の漢字に、品物を売るやはんばいの略語である販の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。

だからこそ拡販は、拡大販売の略語で、販売数や販売活動を拡大する事を表すのです。


「拡販」の言葉の使い方

拡販は、販売する数を大きくするといった意味に使われる言葉となっています。

同時に拡販は、そのために販売活動を強化して拡大するという意味の言葉としても使用されているのです。


「営業」とは?

営業とは、えいぎょうという読み方をする言葉となっています。

文字で記されたこの言葉を目にすれば分かる事ですが、計画に従う形で事業活動等を行うといった意味を持っている営の文字に、生活するために行う仕事といった意味を有する業の文字を加える事で完成した言葉です。

以上の事から営業は、得意先を回って顔を覚えて貰いつつ、商品やサービスの紹介や売り込みを行うとか、利益を得る事を目的に事業を営む事を示します。

「営業」の言葉の使い方

営業は、得意先の会社等を回りながら、自社の商品等の売り込みを行う事に対して用いられる事が多い言葉です。

他にも新たな会社を回りつつ、新規の顧客を得ようとする行為に対しても、この営業という言葉が使用されています。

「拡販」と「営業」の違い

拡販と営業の文字表記を見比べれば、使用されている漢字も読み方も全然違う言葉同士であると気付く事が可能です。

ただし持つ意味合いには幾分似ている部分がある点が、ややこしかったりします。

ただし拡販は、主に販売数を拡大する事を表すのです。

一方の営業は、自社の商品やサービスを売り込むべく、他社を回ったりする事を表します。

まとめ

2つの言葉は、使用されている文字も読み方も違っており、意味合いには似ている部分があるものの、ニュアンスには相違点があるのです。

ちなみに拡販は、シンプルに販売数を拡大するという意味に使われる事が多くなっています。

対する営業は主に、自社商品等を紹介したり売り込む事に対して用いられているのです。