この記事では、荷物を届けてくれるサービスの「ゆうパック」と「ゆうパケット」について違いを紹介します。
ゆうパックとは?
ゆうパックは、日本郵便が提供している荷物の宅配サービスです。
荷物のサイズや重さには決まりがあり、荷物の3辺の合計が170㎝までで重さは25kgまでとなっています。
ゆうパックの運賃は、荷物のサイズと運送距離によって決まります。
サイズには60・80・100・120・140・160・170の7サイズがあり、サイズが大きくなるにつれて運賃が高くなっていきます。
重さは25kg以下であれば、運賃が変動することはありません。
それから運送距離が長くなれば、運賃も当然高くなります。
発送方法には、郵便局に持ち込む方法や集荷に来てもらう方法、取扱所やコンビニエンスストアに持ち込む方法等があります。
代金引換や着払い、本人限定受け取り、セキュリティサービスといったオプションも用意されています。
また、ゆうパックには目的別のゆうパックもあります。
チルドゆうパックやゴルフゆうパック、スキーゆうパック、重量ゆうパック、空港ゆうパック、当日配達ゆうパック等です。
ゴルフゆうパックは、使用する前日までにゴルフ道具をゴルフ場に届けてくれるサービスです。
空港ゆうパックは、スーツケースなどの荷物を指定された空港のカウンターまで届けてくれます。
ゆうパケットとは?
ゆうパケットは郵便局が提供しているサービスの一つで、ポストに投函するだけで荷物を送ることができます。
重さ1kg、厚さ3㎝までの比較的小さな荷物を対象としています。
フリマアプリやネットオークション等の荷物を送るのにも利用されており、荷物は郵便受けに投函されます。
追跡サービスがあるので、荷物の引き受け状況や配達状況を確認することができます。
運賃は荷物の厚さによって異なっており、厚さが1㎝以内・2㎝以内・3㎝以内の3段階に分かれています。
ゆうパックとゆうパケットの違い
ゆうパックとゆうパケットでは、送ることができる荷物にまず違いがあります。
ゆうパックは25kgまでの荷物が対象となりますが、ゆうパケットは1kg以下です。
小型の荷物を送るのに適しているのはゆうパケットですが、ゆうパックで送れないわけではありません。
ただし、運賃はゆうパックの方が大分割高です。
また、荷物の発送方法にも違いがあります。
ゆうパックは郵便局やコンビニエンスストアなどに持ち込んだり集荷を依頼する必要がありますが、ゆうパケットはポストに投函することができます。
それからゆうパックには生鮮品などを冷蔵で送れるチルドゆうパックやスキー道具などを贈れるスキーゆうパック等のサービスもあります。
まとめ
ゆうパックとゆうパケットの違いは、対象となる荷物と運賃、発送方法などにあります。
ゆうパケットは小型の荷物しか送れません。
運賃はゆうパックの方が高いですが、サービスが充実しています。