この記事では、「出不精」と「出無精」の違いを分かりやすく説明していきます。
「出不精」とは?
出不精は、でぶしょうという読み方をする言葉です。
文字で記されたこの言葉を目にすれば分かる事でしょうが、外へでる事といった意味の出の文字に、~しないといった否定の意味がある不の文字を足し、人に備わっている力といった意味の精の文字を加える事で誕生した言葉となります。
以上の事から出不精は、外出を嫌う人や性質を表すのです。
「出不精」の言葉の使い方
出不精は、外に出るのを億劫がったり嫌う人や様子に使われる言葉となります。
主に出掛ける事を拒否して、家の中でばかり過ごす人に対して、この出不精という言葉が使用されているのです。
「出無精」とは?
出無精とは、でぶしょうという読み方をする言葉となっています。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解可能な事ですが、ある場所にでるといった意味を持つ出の漢字に、ないや存在しないといった意味の無を足し、身に備わっている性質といった意味を有する精の漢字を付け加える事で完成した言葉です。
だからこそ出無精は、外出を面倒臭がって家にばかり居る人や、その様な気質を示します。
「出無精」の言葉の使い方
出無精は、外出を嫌がり家の中でばかり過ごす人に対して用いる事が多い言葉です。
特に外に出掛けるのは面倒だったり億劫だという理由で、なるべく外出しない様に家の中で過ごす人をこの出無精という言葉で表現します。
「出不精」と「出無精」の違い
出不精と出無精は読み方は同じな上に、どちらも外出を面倒臭がったり嫌がったりして、家の中でばかり過ごす人やその様な気質を表す言葉です。
なので全く同じ意味を表現する言葉であり、そこに違いはありません。
ですが文字表記を比較すれば分かる様に、2文字目の漢字が不と無という違いは存在しています。
まとめ
2つの言葉は読み方は同じで、外出するのを億劫がる人やその様な様子等を示すもので、表す意味合いにも違いはないです。
そのため全く同じ意味を示す言葉として、使用出来ます。
ただし、2文字目に不と無という別の漢字が用いられているのが違いと言える部分です。