この記事では、「心強い」と「安心」の違いを分かりやすく説明していきます。
「心強い」とは?
頼りになるものがあるため、気持ちが落ち着いていられるという意味です。
頼りにするものがあるため、心を丈夫に保っていられることや、物事に耐える力があることをいいます。
自分はパソコンが苦手で、初期設定はできないし、検索方法などもよくわからなかったとします。
この人にはパソコンに詳しい人がいて、この人に聞けば何でも教えてくれるし、困ったときには助けてくれます。
そういった人がいると頼りにできて、何かあっても大丈夫と思えます。
これを「パソコンに詳しい友人がいると心強い」といいます。
大丈夫と思える心の状態を意味する言葉です。
「安心」とは?
あれこれと気に病むことがなく、落ち着いた状態であることという意味です。
今朝の天気予報で降水確率は50%と伝えていたとします。
傘を持って行った方がいいかもしれないし、傘を使わない可能性もあります。
傘を持って外出をすれば、もしも雨が降っても濡れずにすみます。
傘があれば、雨が降るだろうか、濡れてしまわないだろうかなど、あれこれ気にする必要がないのです。
このことを「傘があるから安心」といいます。
今度は飼い猫のことで説明をします。
飼い主に気をゆるしていると、飼い主の前でお腹を見せた状態で眠ることがあります。
敵に襲われるかもと気にしていたら、このようなことはできません。
気に病むことがなく、落ち着いた状態であるからこそ、無防備な状態で眠ることができます。
これは「安心して眠る」などといいます。
「心強い」と「安心」の違い
「心強い」と「安心」の違いを、分かりやすく解説します。
前者は、気持ちの面で大丈夫と思える状態をいいます。
後者は、あれこれ気に病むことがない落ち着いた状態のことです。
まとめ
似たような事柄に使われる2つの言葉ですが、それぞれ意味合いは異なります。
一方は大丈夫と思えること、もう一方は心配事がなく落ち着いていることです。