ごの記事では、「感心しきり」と「感服しきり」の相違する点を明確に解説致します。
「感心しきり」とは?
感心しきりは、かんしんしきりという読み方をすべき言葉です。
立派な行いや優れた技量等に心が動かされるといった意味の感心の漢字に、何度も繰り返して起こる様という様な意味があるしきりの文字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ感心しきりは、心が揺さぶられる事ばかりといった意味を表すのです。
「感心しきり」の言葉の使い方
感心しきりは、感動するばかりといった意味に使われる言葉となっています。
思わず感動してしまう様な立派な行いとか優れた技等を、次々に目にする事で心が動かされ放しといった意味として使用されているのです。
「感服しきり」とは?
感服しきりは、かんぷくしきりという読み方をする言葉となっております。
文字で記載されたこの言葉を目にすれば分かる事でしょうが、心に強く尊重する気持ちや尊敬の念を持つという意味を有する感服の漢字に、たびたびや回数が多い等といった意味を持つしきりの文字を加える事によって完成した言葉です。
以上の事から感服しきりは、繰り返して深く尊敬の念を抱いてしまう、という意味を示します。
「感服しきり」の言葉の使い方
感服しきりは、深く尊重する気持ちを抱く事ばかり、といった意味に用いられる言葉となっているのです。
1度だけでなく次々に、強い尊敬の気持ちを抱いてしまう様にな事に遭遇するという意味で、この感服しきりという言葉が使用されています。
「感心しきり」と「感服しきり」の違い
感心しきりと感服しきりの文字表記を並べてみると、2文字目の漢字が心と服という違いがある事に気付く事が可能です。
逆に言えば他の文字は同じであるため、似た印象を抱く言葉同士である点がややこしかったりします。
ただし2文字目の漢字が違う事で、表す意味合いにも違いがあるのです。
まず感心しきりは、感動したり心が動かされる事ばかりといった意味を表します。
一方の感服するばかりは、尊敬の気持ちを抱く事ばかりといった意味を示すのです。
まとめ
2つはかなり良く似た言葉同士ですが、示す意味合いのニュアンスには相違点を見出す事が出来ます。
ちなみに感心しきりは、思わず心を動かされる様な事だらけといった意味に使用されるのです。
対する感服しきりは、深く尊敬の念を抱いてしまう様な事だらけといった意味として、用いられます。