「まぜそば」と「油そば」の違いとは?分かりやすく解釈

「まぜそば」と「油そば」の違い食べ物・飲み物

この記事では、「まぜそば」「油そば」の違いを分かりやすく説明していきます。

「まぜそば」とは?

「まぜそば」とは器に麺と具材が乗せられ客が自分で混ぜてから食べる麺料理です。

味付けは麺や具材の上からタレが掛けられていたりタレが張ってある器に麺と具材をよそう場合もあれば、タレも別の小さな器で提供される場合もあります。

こうした麺や具材やタレを卓上調味料と合わせてかき混ぜてから食べるため「まぜそば」という名称になっていますが、そばは中華そばを指す事が多くラーメンのような中華麺になっていることがほとんどです。

自分で卓上調味料を合わせて混ぜることができるので味を調節しやすいのも特徴と言えます。


「油そば」とは?

「油そば」とは器にタレや香味油といった調味料を絡めた麺をよそいその上に具材を乗せた麺料理です。

「油そば」も中華そばから来ているので基本的に日本そばではなく中華麺で作られます。

麺自体に味がついているので具材とは混ぜずにそのまま食べるという食べ方が一般的で、麺は麺だけ具は具だけで別々に食べやすいのも特徴と言えます。


「まぜそば」と「油そば」の違い

「まぜそば」「油そば」の違いを、分かりやすく解説します。

自分でタレや調味料と麺や具を混ぜて食べるのが「まぜそば」で、最初からタレや調味料と麺が絡まった状態で提供されるのが「油そば」です。

「まぜそば」は自分で好みに合わせて味を調整しやすいですが、「油そば」は最初から味がついているので調整できません。

また「まぜそば」は麺に味を付ける工程で麺と具材が混ざった状態になってしまいますが、「油そば」は味の付いた麺と具が混ざらず具は上に乗った状態になっています。

まとめ

どちらもラーメンのタレと香味油を使いスープを使わない麺料理ですが、自分で混ぜるなら「まぜそば」で最初から混ぜて出すなら「油そば」と区別されています。

「まぜそば」は自分で味を調節できますが具も麺と混ざって見た目が汚くなるのを嫌う人もいますし、「油そば」は見た目こそ汚くならないものの味の調整ができず濃すぎるように思う人もいると一長一短です。