この記事では、「アクアパッツァ」と「アヒージョ」の違いについて紹介します。
アクアパッツァとは?
アクアパッツァとは、魚介類をオリーブオイルで焼き水と白ワインで煮込んだ料理のことをいいます。
トマトを入れるのが定番ですが、昔はトマトを使っていませんでした。
ニンニクとイタリアンパセリも使います。
アクアパッツァはイタリアの南部にあるナポリ地方の郷土料理です。
ナポリ地方は地中海に面していて新鮮な魚介類に恵まれています。
アクアパッツァは、売れ残った魚を漁師がシンプルに調理したのが始まりといわれています。
スズキやタイ、メバル、タラといった白身魚を使うのが一般的です。
日本でもイタリア料理店などのメニューにありますし、家庭で作ることもあります。
アヒージョとは?
アヒージョは、ニンニクで香りをつけたオリーブオイルで食材を煮込んだ料理のことをいいます。
タパスと呼ばれるスペインの小皿料理の一種で、スペインではバルで提供されています。
アヒージョに使われる具材は様々で、エビや牡蠣、タラといった魚介類もありますしベーコンや鶏肉、エスカルゴ、マッシュルーム、野菜など色々あります。
アヒージョ(ajillo)はスペイン語で、刻んだニンニクといった意味になります。
アヒージョの定番には、エビを使ったガンバス・アル・アヒージョがあります。
見栄えが良いので、日本でもスペイン料理店などで人気です。
アクアパッツァとアヒージョの違い
アクアパッツァもアヒージョもオリーブオイルを使う料理です。
アクアパッツァがオリーブオイルで食材を焼いてから水や白ワインで煮込むのに対して、アヒージョはオリーブオイルで食材を煮込みます。
また、アクアパッツァはイタリア料理ですが、アヒージョはスペイン料理という違いもあります。
まとめ
アクアパッツァはオリーブオイルで食材を焼いてから水とワインで煮込む料理ですが、アヒージョはオリーブオイルで食材を煮込みます。
