この記事では、「ビス」と「ネジ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ビス」とは?
「ビス」は、「雄ネジ」という棒状のものに溝を掘り、溝の力で穴に棒を突っ込んでも抜けなくしたものです。
「雄ネジ」は、溝の掘方が、棒状の物の外側にあり手で持つと痛みを感じる溝をはっきり感じることができ、木ネジに近いデザインです。
なので、「ビス」の特徴としては、ドリルの葉のようなデザインの棒で、この棒にの上にドライバーで回すことを可能とする穴が開いているという特徴があります。
なお、「ビス」は、商品ごとに特徴が大きく異なりまして、コンクリートに差し込む物から高耐久性で金属に打ち込むタイプも存在します。
「ネジ」とは?
「ネジ」は、棒状のものに溝を掘ったうえで掘方が2種類存在します。
「木ネジ」の様なドリルみたいなやつは、「雄ネジ」と呼んでドリルのように削岩しつつ穴を「ネジ」自体が開けることも可能です。
他には、「雌ネジ」という「ネジ」もありましてこっちはあらかじめドリルで穴をあけてからそこに「ネジ」を通して固定することを目的としています。
なお「ネジ」も目的ごとにたくさんの商品がありまして、高耐久性、腐食しない金属製、プラスチックというものなど様々です。
ただ、「ネジ」は、「木ネジ」のようにそれ専用であると分かる商品が少ないという欠点があり、「ビス」のほうがコンクリート専用ですとか、薄いべニア板の軽天を固定するビス専用ですなどのように専用ですということが分かる者が多くあります。
「ビス」と「ネジ」の違い
両者の違いは、単体で物にドリルのように穴をあけて即座に固定できるかです。
「ビス」は、単体で穴をあけて物を固定できるんですが、「ネジ」はできるものとできないものがあります。
というのも、「ビス」というのは、実は「ネジ」の一種で単体で穴をあけて固定ができるというもので、「木ネジ」も実はビスの仲間で木材専用です。
ただ、「ビス」は、目的ごとに商品がたくさんあるので、「ビス」と「木ネジ」を分けるようになりました。
よって、両者の違いは、単体で穴をあけることができる目的ごとに使用する固定具であるか、目的はどうあれ、とりあえず固定することを前提にした固定具であるかです。
まとめ
「ビス」については、固定具のことですが、目的ごとに商品が開発されているとみてくれるとわかりやすいです。
一方、「ネジ」は、とりあえず固定具として働きゃあそれでよいという精神で、固定する際、固定したいものの専用に作られていません。
たとえば、「コンクリート用ビス」は、コンクリートに穴をあけてエアコンなんかを固定する固定具ですが、これを多目的の「ネジ」で行うことも一応可能なんですが、問題は、「ネジ」は、多目的である分それ専用ではないので、場合によっては、「ネジ」の種類によってはエアコンの重みに耐えることができなかったり、そもそもコンクリートの中に打ち込んでもすぐに抜け落ちるなどの問題がある可能性があるのです。