「ダンベル」と「バーベル」の違いとは?分かりやすく解釈

「ダンベル」と「バーベル」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「ダンベル」「バーベル」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ダンベル」とは?

「ダンベル」とは、筋肉を鍛えるために使われる、棒の両端に重りのついたトレーニング器具を指します。

日本語で「鉄アレイ」「鉄亜鈴」と呼ばれます。

「ダンベル」は、筋力をつけたり、ダイエット目的として運動効果を高めるために利用される片手用の運動器具で、利用者の年齢や性別、利用の目的によってさまざまな形や重さのものが流通しています。

主に鉄製ですが、水の重みを利用したものや、ゴムを巻いてあるものなど種類も豊富です。

語源は音のしないベル」を英語で書いた“dumbbell”ですが、正確な由来は明らかになっていません。

“dumbbell”を直訳した「唖鈴」という漢字が一時期用いられていましたが、「唖」の漢字が差別用語とみなされるようになり、一般的には「鉄亜鈴」と表記されます。


「バーベル」とは?

「バーベル」とは、シャフトと呼ばれる棒の両端に、プレートと呼ばれる重りをつけた運動器具です。

競技として重量挙げやパワーリフティングなどで使用され、筋力増強やダイエットの運動などでも用いられます。

両端につけられる円盤状のプレートは、取り換える事で重さを調節することが可能で、目的によって重くしたり軽くしたりします。

シャフトの部分を両手で握り、上下運動することによって筋肉強化を図ります。

競技として「バーベル」を使用する場合は、持ち上げる重さの最大を競いあいます。


「ダンベル」と「バーベル」の違い

「ダンベル」「バーベル」は、ともに棒の両端に重りをつけたトレーニング器具で、それぞれの違いは「ダンベル」は片手用で「バーベル」は両手用です。

片手用の「ダンベル」は、使用方法を工夫する事でさまざまな筋肉を鍛える事ができますが、「バーベル」は基本的に持ち上げる事で筋力を鍛えます。

また、「バーベル」は重量が重いので、取り扱いに十分注意しないとケガにつながる恐れもありますが、「ダンベル」は軽量なので、ケガのリスクは自然に低くなります。

「ダンベル」は小型のものが多いので、保管にスペースを取らないというメリットもあります。

まとめ

「ダンベル」「バーベル」はトレーニング器具として最も一般的で有名なものです。

効率的に筋力を鍛える事ができるのですが、使い方を間違えると重大なケガにつながる恐れもあります。

安全に十分気を付けて効率的にトレーニングしましょう。