ボードゲームでランダムな数字を出すために用いる道具として「ダイス」と「サイコロ」がありますが、どのような違いで区別されるのでしょうか。
今回は、「ダイス」と「サイコロ」の違いを解説します。
「ダイス」とは?
「ダイス」とは、「乱数を発生させるために用いられる表面に数字が刻まれた多面体」を意味する言葉です。
「ダイス」の使い方一定範囲内の数字のうちどれか一つをランダムに発生するために用いる簡易な乱数発生装置のひとつで、対象となる数字の範囲に対応した正多面体の各面に数字が刻まれた形状をしています。
1から6までの場合は正六面体、1から20までの場合は正二十面体の形状です。
すごろくやテーブルトークゲームなどランダムな数字が必要になるボードゲームに主に用いられ、必要に応じて投げて転がし出た目の数字に応じてコマを動かすなどしてゲームを楽しみます。
「サイコロ」とは?
「サイコロ」とは、「各面に1から6までの数字が刻まれた正六面体」です。
「サイコロ」の使い方
主に遊戯に使用する道具で、1から6までの数字を同じ確率でランダムに発生させるために使います。
使用するものは手のひらの上から転がすように放り投げ音によって決まる出た目の数に応じてすごろくのコマを動かしたり数値の大きさで勝敗を競ったりなどさまざまな使い方をします。
一般的なものは1から6までの数字を丸の数で表し1の目のみ赤色で2から5までは黒色です。
起源は定かではありませんが同じ形状をした道具が世界中で使われています。
「ダイス」と「サイコロ」の違い
「ダイス」と「サイコロ」はどちらも各面に数字が刻まれた正多面体を指す言葉です。
二つの違いは「ダイス」が正四面体や正百面体など様々な形状なあるのに対し、「サイコロ」は基本的に1から6までの数字が刻まれた正六面体のみを指します。
まとめ
「ダイス」と「サイコロ」は英語と日本語の違いだけではありません。
面と刻まれた数字によって区別されるので混同しないよう要注意しましょう。