この記事では、「ウクレレ」と「ギター」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ウクレレ」は?
「ウクレレ」は、弦4本とフレット付き指板が付いた、ギター型の弦楽器で、特にハワイアン音楽で用いられています。
ウクレレの起源はポルトガルと言われていますが、楽器がハワイに渡り、独自の進化と発展で現在の形態になったとされています。
軽やかで明るい響きに特徴があり、世界中で親しまれています。
「ギター」とは?
「ギター」は、弦6本とフレット付きの指版が付いた、弦楽器の一種です。
起源はスペインという説があり、16世紀初期頃から発達し始めたとされています。
当初は4本弦だったようですが、長い歴史の中で、多くの形状や様式が生まれ、1800年頃、現在の6本弦の形になり、音域豊かな楽器として世界中に広まっていきました。
「ウクレレ」と「ギター」の違い
ギターとは、複数弦と指板があり、抱えて演奏することが出来る弦楽器の総称です。
そして、ウクレレはギターの仲間になります。
ギターの仲間には、様々な形態や大きさのものが存在していますが、ウクレレは小脇に抱えられるくらいの小型で、4本弦であるため指板が狭く、また指板の長さも短めです。
弦の調律は、ギターの基本的な調律方法に比べ、ウクレレの調律方法には特徴があります。
この調律方法により、ウクレレ独自の明るく軽やかなサウンドを生み出しています。
また、「ウクレレと言えばハワイ」とイメージが沸くほど、そのサウンドや演奏スタイルは、ハワイアン音楽に密接な関りがあります。
対して「ギター」は、世界中の音楽で愛用され、また音楽性の多様化に伴い、クラシックギター、フォークギター、エレキギターなど、様々な形態が開発され発展してきました。
指板が2~3本もあるエレキギターや、7本弦のギターも開発されています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「ウクレレ」と「ギター」は、同じギターの仲間です。
特にウクレレは、ハワイアン音楽で愛用されている楽器です。
最近では、趣味のギターとして、ウクレレを手に取る人が増え、人気があります。