「いざなう」と「導く」の違いとは?分かりやすく解釈

「いざなう」と「導く」の違い生活・教育

この記事では、「いざなう」「導く」の違いを分かりやすく説明していきます。

「いざなう」とは?

「いざなう(誘う)」とは、呼びかけて、目指す方へ連れて行くことを意味します。

「いざなう」と似た意味を持つ言葉としては、「誘う」「勧める」、あるいは「勧誘する」などが挙げられます。


「導く」とは?

「導く(みちびく)」とは、迷うことなく、目的のところまで行けるように案内をすることを言います。

他にも、教え示したり、指導することを意味します。

さらには、ある事柄がそのようになるように仕向けて行くことを表します。

また、答えなどを引き出すことも指しています。

「導く」と似ている言葉では、「指揮」「誘導」「ガイド」、あるいは「リード」などがあります。


「いざなう」と「導く」の違い

「いざなう」「導く」の違いを、分かりやすく解説します。

「いざなう」とは、呼びかけて、目指す方へ連れて行くことを言います。

一方、「導く」は目的のところまで行けるように案内をすること、指導すること、仕向けること、または引き出すことなどの意味があります。

「いざなう」「誘う(さそう)」意味合いがありますが、「導く」は手引や指導などの意味があるので、この点が異なっています。

「いざなう」の例文

・『窓から月明かりが差す中、心地よい眠りにいざなわれていきました』
・『海外旅行は私に未知の世界へいざなってくれる体験です』
・『素晴らしいクラシック音楽の世界へいざないます』
・『物語は私を夢の世界へいざなってくれます』

「導く」の例文

・『このことは神が私に導いてくれたような気がしています』
・『教師は生徒たちを導く立場にあります』
・『観光ガイドの方が、私たち旅行者を目的地まで導いてくれました』
・『自分が行くべき道へ導いてくれる存在が必要です』

まとめ

「いざなう」「導く」も、自分が行くべき道へ進むことが望ましいものです。

なので、同調圧力や、誰かが行ったからと言う理由などで、自分が望まない方へ向かってしまわないようにしたいものです。

そのためにも、自分軸で決断や行動していくことが重要です。