この記事では、「シェルフ」と「ラック」の違いを分かりやすく説明していきます。
「シェルフ」とは?
「シェルフ」は、一枚板の上に物を載せていこうという商品で、要は棚です。
棚なので、上にものを載せて収納するというものになり、引き出しという概念は、「シェルフ」にはありません。
ただ、近年では、なぜか引き出しがある箪笥のことも「シェルフ」と言ったりするので、だんだんと「シェルフ」=一枚板の上に物を載せる棚のことという意味合いは薄れています。
ちなみに、上に上に増設していき連結という方法を取らずに棚を作り出す「ウォールシェルフ」という方法もあり、「シェルフ」は、とりあえず、物を載せることができれば形はどうでもよいと考えてもよいでしょう。
「ラック」とは?
「ラック」は、棚のことなんですが、収納スペースが一枚板の上だけに限らず、物をひっかけて固定するという概念があります。
なので、「ゲームラック」という商品なんかは、ゲーム機を一枚板の上に置いたうえで、コントローラーとか、メモリーカードを別枠で作った収納箱に金具で固定して入れるという方法を取っているわけです。
「シェルフ」と「ラック」の違い
両者の違いは、一枚板の上に物を載せるだけで終わるか、他にも金具を使用してさらに物をひっかけたりができるかという違いです。
「シェルフ」はあくまで一枚板の上に物を載せることに集中しており、「ラック」は拡張機能という形で金具での固定も可能になります。
「シェルフ」の例文
・『ゲーム機を引き出し型のシェルフに収納する』
「ラック」の例文
・『ゲームラックを購入したはよいが、収納系統の拡張性が低い』
まとめ
「シェルフ」については、一枚板の上に物を載せるというような考えでよいです。
なので、テーブルのように4つの足が必要だという考えはどうでもよく、以下に一枚板を水平にして水平になった板の上に物を載せるかが「シェルフ」になり、空中に浮かせて水平にした板切れもいわば「シェルフ」です。
一方「ラック」は、水平の板の上にプラスする形で金具で何かをひっかけて拡張機能とすることが可能なので「ゲームラック」なんかは、ゲーム機を板切れの上に載せる+メモリーカードなんかの小物類を別枠で収納するという概念があるのです。
なお、収納法は別に金具である必要はなく、プラスチックの収納箱でも構わないので、両者の違いが難しいと感じた場合、拡張性が高いほうが「ラック」で「シェルフ」は、それ以上の機能を拡張できないと考えるとよいでしょう。