「コテージ」と「ペンション」の違いとは?分かりやすく解釈

「コテージ」と「ペンション」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「コテージ」「ペンション」の違いについて紹介します。

コテージとは?

コテージは、貸し別荘のような宿泊施設のことをいいます。

洋風の戸建ての建物で、シャワーやトイレ、キッチン、空調などの設備が備わっていることが多いです。

食事なども宿泊者が自分で用意し、コテージによってはバーベキューができる設備が整っているところもあります。

キャンプ場などにコテージが併設されていることも多いです。

コテージは基本的には1棟貸し切りなので、周りに気兼ねすることなく自由に寛げるのが魅力です。

元々コテージは建築用語で、田舎にある建物を指す言葉でした。

納屋や庭なども含め農民が暮らす住まいのことでしたが、現在は別荘のようなニュアンスで使われています。


ペンションとは?

ペンションは、西洋風の民宿のような宿泊施設のことをいいます。

家族で運営していることが多く、観光地などにあります。

温泉地などにもありますし、スキー場の近くや海岸の近く、高原リゾートなどに立地していることが多いです。

ペンションでは各部屋にトイレやお風呂が備わっている場合もありますし、トレイやお風呂は共同ということもあります。

フランス語の「pension」が語源で、「pension」には年金という意味がありました。

年金で暮らす人が空き部屋をホテル代わりに貸し出したことに由来しています。

ヨーロッパでは、低価格で小規模なホテルのことをペンションと呼ぶこともあります。


コテージとペンションの違い

コテージとペンションはどちらも洋風で小規模な宿泊施設ですが、食事が提供されるかどうかに違いがあります。

コテージは建物だけを借りるイメージで、食事などは宿泊する人が用意します。

ペンションの場合には、食事が提供されることが多いです。

まとめ

コテージもペンションも宿泊施設のことをいいますが、自分達で食事の準備をするのがコテージで食事が提供されることが多いのがペンションになります。