この記事では、「ブーム」と「カルチャー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ブーム」とは?
文化などとして見たブームは一時的に物事が流行、熱狂して需要が非常に高まることを指します。
ブーム終焉後消えてしまう製品や現象もあれば、たまごっちのように長年残るものもあります。
とは言えブームになったものは人の心にある程度残るものということはできます。
ブームは起こそうとはするものではあるものの、思うように起きないことが基本で、ブームを狙わずにブームになることもあります。
会社内でブームと言う言葉であると、会社内で特定の食べ物やファッションが流行るということになり、他社は関係ない場合もあります。
会社からブームを起こすとなる場合は製品やサービスが大ヒットを起こすということになります。
学校でブームが起きるということはあり、他の学校に伝染することもあります。
「カルチャー」とは?
文化という意味で、一過性のものではなく定着した趣味やテレビなどの歴史のあるものを指すことが多くなっています。
テレビゲームは1970年代後半から現れ、ブームが何度も起こりましたが終焉は一度もせず、カルチャーとして定着したと言えるでしょう。
言葉としてカルチャースクールなどはブームとは関係ないケースが多いと言えます。
また、社内カルチャーと言う言葉では社内の風習や考え方、好む方向性などの集大成ということができます。
ブームはカルチャーの一要素と考えられ、年代を経たものは特にカルチャーとして考えられるものとなり、例えば昭和年代の新婚旅行ブームなどは現在の視点で考えればカルチャーの一部と言えるでしょう。
「ブーム」と「カルチャー」の違い
「ブーム」と「カルチャー」の違いを、分かりやすく解説します。
大まかに言えばブームは流行、カルチャーは文化という言葉になっており、ブームは連続して起きることはほとんどありませんが、カルチャーは様々なものが並行して進んでいると言えます。
ブームのほうが世の中全体が大きく動いているものということができます。
カルチャーは必要なものではありますが、世の中を大きく動かしているとまでは言えない、無関心の人まで引き込むことはないと言えるでしょう。
社内カルチャーと言う言葉と社内ブームという言葉は全く意味が異なり、社内カルチャーは会社内の文化、考え方、嗜好などの意味合い、社内ブームは社内で人気になったもの、食べ物やファッション、キャラクターなどを指します。
なお、ブームはカルチャーの一部分としてとらえることができるといえます。
まとめ
ブームは一過性、カルチャーは非常に長い期間という区別も可能で、ブーム、カルチャーとも娯楽やファッション、考え方、デザインなどが含まれる概念ということができます。
カルチャーの方が頑強な概念とは言えます。