「競技ダンス」と「社交ダンス」の違いとは?分かりやすく解釈

「競技ダンス」と「社交ダンス」の違い専門用語・業界用語

2人で組み合ってするダンスには色々な種類がありますが、「競技ダンス」「社交ダンス」は目的や内容が異なります。

この記事では、「競技ダンス」「社交ダンス」の違いを分かりやすく説明していきます。

「競技ダンス」とは?

「競技ダンス」とは男女2人がペアになってダンスを競うものであり、これは色々な大会が開かれていることで有名です。

「競技ダンス」はどのペアが上手かを競うものであり、踊る演目は10種類と決められているのが特徴です。

スタンダード種のものとラテン種のものに分かれており、試合形式で審査が行われます。

「競技ダンス」には専門の審査員がおり、競技が終わった後に採点が行われ勝敗が決まります。

「競技ダンス」はペアとなる相手を特定の1人にすることも多いのが特徴です。

1つのフロアで一斉に競技することから他のカップルとぶつかる可能性もあり、この辺は最大限に注意する必要があります。


「社交ダンス」とは?

「社交ダンス」とは男女2人がペアになってダンスを楽しむものであり、これは社交目的として様々な場所で行われています。

「社交ダンス」は社交という目的があるので、基本的にはダンスを楽しんだり仲良くなるためにするのが特徴です。

「社交ダンス」にも大会はあるのですが、「競技ダンス」よりもダンスを楽しむことに重点が置かれます。

「社交ダンス」はその目的からカジュアルなダンスホールやパーティー会場で行われることが多く、気軽に参加できるのがメリットとなっています。

もちろんカジュアルといってもマナーは守り衣装は場所に合ったものを選ばないといけません。


「競技ダンス」と「社交ダンス」の違い

「競技ダンス」はダンスの上手さを競うものであり、審査員の得点によって勝敗が決まります。

「社交ダンス」は社交目的や仲良くなるために行われるものであり、その場でお相手を誘ってダンスすることも可能です。

「社交ダンス」の場所では音楽をライブで流すところも多く、ダンスや音楽を楽しみながらコミュニケーションすることが可能です。

「競技ダンス」の例文

・『初めて見た競技ダンスに圧倒されてしまい、今では大会をよく見ています』
・『競技ダンスの有名なペアが結婚したと聞いて喜びました』

「社交ダンス」の例文

・『妻とは社交ダンスの会場で初めて会いました』
・『社交ダンスに着ていくドレスを悩んでいたのですが、やっと自分好みのものが見つかりました』

まとめ

ダンスは1人でやるものもあればペアで踊るものも存在します。

男女がペアになってダンスするものには「競技ダンス」「社交ダンス」があります。

この2つは英語でボールルームダンスとも呼ばれており、日本でも最近ではアニメや漫画の題材として描かれました。

ダンスの上手さを競うのが「競技ダンス」であり、社交目的で楽しむのが「社交ダンス」です。

ダンスは運動不足の解消にも役立つことから幅広い年代の人に愛されています。