「自明」と「明白」の違いとは?使い方や例文も徹底的に解釈

「自明」と「明白」の違い生活・教育

この記事では、「自明」「明白」の違いや使い方を分かりやすく説明していきます。

この2つの言葉の違いや使い方を、是非ともご自分のものにしてスキルアップに繋げてみてください。

微力ながらお手伝いが出来れば幸いです。

「自明」と「明白」の違い

最初に「自明」「明白」の違いをご説明致します。

では、「自明」「明白」の違いについて見ていきましょう。

前者の「自明」とは、一から十まで教える必要なく、分かりきっていることを指しております。

後者の「明白」は、疑いをかけたり話し合いの場を設ける必要ないほどに明らかなことを指しております。

真実がはっきりしており、誰が見ても分かることと理解していただくと、分かりやすいと思います。

以上がこの2点の違いとなりますので、把握して役立ててみてください。


「自明」と「明白」の使い方の違い

次は「自明」「明白」の使い方の違いを解説致します。

この2つの使い方については、上記ので解説した違いに当てはめて考えていくと簡単に使い方の違いが分かると思います。

「自明」の場合は、基本的に分かりきっていることを指しております。

そして、「明白」は、疑ったりする必要がないほどに明らかなことです。

よって使い方としては、前者の場合は「あんなに教えられなくとも、自明なのに・・・~」という使い方ができます。

また、後者の方は「彼が自宅に帰ったことは明白なので~」という使い方ができるのです。

以上がこの2つの言葉の使い方の違いとなりますので、参考にしてみてください。


「自明」の意味

ここでは「自明」の意味をご説明致します。

「自明」の意味とは、すでに分かりきっていることや、一から教える必要がないという意味です。

意味をしっかりと把握して、あなたの日常に取り入れてみてもいいのではないでしょうか。

「自明」の使い方

次は「自明」の使い方を解説していきます。

「自明」の使い方は、意味をしっかりと理解しておけば自ずと使い方が見えてくるかと思います。

「自明」の意味とは、話し合う必要や教える必要のないものごとや、明らかにわかっていることを指しているのです。

よって使い方としては、「彼は道理を自明しているかと思ったが~」という使い方がしっくりくるかと思います。

また、「自明なのに、何回も同じことを教えてくるのは~」という使い方もできますので、しっかりと覚えておいてください。

意味と使い方を覚えておくと、非常に便利に使えますし、言葉自体が楽しいものに変わってくるかと思います。

「自明」を使った例文

ここの項目では「自明」を使った例文を書いていきます。

・『昔の太平洋戦争についてですが、負けることは自明だったのだ』
・『自明だというのに何回もしつこく教えてくるので、うんざりしている』
・『道理を自明している人は、やはり素敵です』
・『年間売上が去年より上がったのは自明である』 ・『今やパソコンが必要な時代というのは自明になりました』
以上が「自明」を使った例文となりますので、よく把握しておいてください。

「自明」の類語

ここでは「自明」の類語を解説致します。

「自明」の類語としては、「歴然としている」「もっとも」「当たり前のこと」が類語となります。

参考にしてみてください。

「自明」の対義語

次は「自明」の対義語を解説していきます。

「自明」の対義語としては、「不明」(ふめい)が対義語となります。

「不明」というのは、分からないことや分からなくなってしまった事を指しております。

よって対義語として成立するのです。

把握して、勉強や生活に役立ててみてください。

「明白」の意味

ここでは「明白」の意味をご説明致します。

「明白」の意味とは、疑念を持って接したり、かまをかけて真実を追求する必要がないほどに、分かっていることやものごとを指しております。

是非、意味を理解していただいて日々の様々なシーンで活用してみてください。

「明白」の使い方

次は「明白」の使い方について解説していきます。

「明白」の使い方についてですが、上で説明した通りの意味を念頭に置いておくと、使い方は簡単です。

「明白」とは、疑念を抱く必要がないほどに、はっきりとしている事柄やものを意味しています。

したがって使い方としては、「午前中に早退したのは明白なようだ~」という使い方が一番、しっくりくるかと思います。

役立てていただきましたら、幸いです。

「明白」を使った例文

この項目では「明白」を使った例文を書きます。

・『あの重要参考人が犯人なのは明白だ』
・『戦艦と空母となると、空母が主力なのは明白である』
・『コロナ禍で飲食店の売り上げが下がるのは明白だ』
・『あの方の行いを見ていると、律儀な人というのは明白です』
・『明白な事実を突きつけることができる』
以上が「明白」を使った例文となりますので、把握して参考にしていただければ幸いです。

「明白」の類語

この項目では「明白」の類語を解説します。

「明白」の類語としては、「明快」「平明」「明瞭」等が類語となります。

参考にしてみてください。

「明白」の対義語

ここでは「明白」の対義語を解説していきます。

「明白」の対義語としては、「曖昧」(あいまい)や「漠然」(漠然)が対義語となります。

これらの対義語の意味としては、内容が今一つ分からない時や、はっきりしないという意味や意味合いがあります。

よって対義語として成立しますので、是非とも参考にしてみてください。

「まとめ」

まとめに入りたいと思います。

「自明」というのは、嫌というほどにわかりきっていること、教える必要がないという事。

もっと書きますと、「自明」なのだから時間を設けて追求する必要がないことと認識されると分かりやすいと思います。

「明白」というのは、疑念をかける意味や話し合いをする必要もないほどに、はっきり分かっている真実という意味があります。

これらの違いや使い方を把握することで、上手に使いこなせると思います。

以上が「自明」「明白」の違いや使い方についてのまとめとします。