この記事では、ジムニー「ja12」と「ja22」の違いを分かりやすく説明していきます。
ジムニー「ja12」とは?
旧軽規格の最後のモデルとなるスズキジムニーの2代目、最後期モデルのバンタイプで4ナンバー登録となったものがja12で、後席が乗用車仕様よりも狭くなっていることが特徴で、幌を装備したタイプも設定されていました。
1998年まで販売されていました。
エンジンは代々改良が重ねられてきたF6A型エンジンを搭載しており、SOHCターボエンジンとなっていて最高出力64馬力/6,000rpm最大トルク10. 0kg・m/4,000rpmとなっています。
幌タイプではないモデルの外観はほとんどja22と変わっていません。
バンタイプは最もシリーズで価格が安く、税抜きの本体価格998,000円からとなっていました。
「ja22」とは?
98年までの軽規格の最終型のジムニーの乗用車仕様で5ナンバー登録となっています。
後席の上部に窓がついたパノラミックルーフが設定されていたことも特徴で、現在のジムニーにはこの系統の設定はありません。
アルミブロックを採用したK6A型エンジンを搭載しており最高出力 64馬力/6,500rpm最大トルク10. 5kg・m/3,500rpmとなっていました。
DOHCエンジンとなっておりより高回転向きともされています。
トルクが増大している点もポイントで、5MTの燃費は10. 15モードにで15. 8km/lとなっていて、ja12系の15. 4km/lよりも優れています。
特別仕様車は登録車であるja22の方に用意され、ランドベンチャーという仕様が設定されていました。
ジムニー「ja12」と「ja22」の違い
ジムニー「ja12」と「ja22」の違いを、分かりやすく解説します。
ジムニー「ja12」と「ja22」は1995年から製造された旧軽規格の最終型にあたるモデルで、ja12はハードトップバンと幌タイプが用意され、ja12はハードトップとパノラミックルーフが用意されていました。
後席の居住性は ja22の方が優れていますが、反面ja12は収納スペースとして使いやすくなっているのが特徴と言えます。
4WDシステムやトランスミッション、フロントデザインなどはほぼ共通していますが、エンジンが異なっておりja12はSOHCターボエンジン、ja22はDOHCターボエンジンとなっており、燃費、トルクの面でja22の方が優れていました。
価格はja12の方が安く、ja22の方が高価格帯のものが用意されています。
まとめ
ジムニー「ja12」と「ja22」は2022年時点ではかなり希少な車となっています。
外観が好みであればどちらを選んでも問題がないのですが、4人乗る、エンジン性能にこだわりがあるという場合はja22の方が優れていると言えるでしょう。
幌タイプのja12はさらに希少となっています。