「里親」と「貸主」の違いとは?分かりやすく解釈

「里親」と「貸主」の違い生活・教育

この記事では、「里親」「貸主」の違いを分かりやすく説明していきます。

「里親」とは?

里親とは、さとおやという読み方をすべき言葉です。

文字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事でしょうが、ある人が育った家やある程度の人家が集まっている所といった意味の里の文字に、父母や子を産んだ人といった意味がある親の文字を加える事で完成した言葉となっています。

以上の事から里親は、他人の子供を里子として預かった上で、養育する人を表すのです。


「里親」の使い方

里親とは、他人の子を預かり、養育する親に対して使われる言葉となっています。

里子となるのは何らかの家庭の事情があって親が養育出来ない子供達です。

里親はそういった里子を一時的や継続的に預かる事で、家庭的な雰囲気の中で愛情深く育てて行きます。

しかも人間の子供だけでなく、飼い主が飼育出来なくなった犬や猫といったペットを預けて育ててくれる人に対しても、この里親という言葉が使用されているのです。


「貸主」とは?

貸主は、かしぬしという読み方をする言葉となっています。

漢字で書かれたこの言葉を見れば理解可能な事ですが、後に返して貰うという約束で金品を提供する事といった意味を持っている貸の漢字に、所有者といった意味を有する主の漢字を付け足す事で成立した言葉です。

だからこそ貸主は、金銭や品物等を貸す人という意味を示します。

「貸主」の使い方

貸主は、他者に金品を貸し出す人に対して用いられる言葉です。

何らかの貸し借りを行う際に登場する言葉であるため、貸す側の貸主とは逆に借りる人を表現する言葉である借主は、対義語の関係となっています。

更に貸主という言葉は、主に不動産物件の賃貸契約を行う時に登場する事が多いです。

なので賃貸契約における債権者、という意味にも使用される言葉となっています。

「里親」と「貸主」の違い

里親と貸主の文字表記を並べて見比べてみても、共通する漢字はなく、全然違う漢字が使用された言葉同士である事が理解可能です。

その上、読み方も特に似ている訳ではなく、表す意味も似ているという程ではありません。

共通点と言えるのは漢字2文字で表記可能な程度であるため、表現する意味合いをきちんと理解しておけば、使い分けで困る事はないです。

まず里親は主に、他の人の子供を里子として預かりつつ、本当の親に代わって養育する人を表します。

一方の貸主は、金品等を貸す人という意味を示すのです。

まとめ

2つの言葉に共通する漢字はなく、漢字2文字で表記出来る所が同じ程度となっています。

加えて示す意味も似ているという程ではないので、それぞれの言葉の意味を把握しさえすれば、難なく使い分けを行う事が出来る言葉の組み合わせです。

ちなみに里親は、何らかの事情で養育が困難になった子供やペットを預かり、一時的か継続的に養育する人に対して使用される言葉となっています。

対する貸主は、金銭や物品の貸し借りを行う際の貸す側の人に対して用いる言葉です。