この記事では、「結婚」と「恋愛」の違いを分かりやすく説明していきます。
「結婚」とは?
「結婚」は「けっこん」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「男女が役所に婚姻届けを出し、法律上夫婦であると認められること」という意味で、「結婚」の定義の最も基盤となります。
以下付随して2つ目が「男女の間で生まれた子供が実子として戸籍上に載ること」という意味で、生まれた子供と家族を構成できることです。
3つ目は「財産を共有として、配偶者が不利にならない様に法律上守られること」という意味で、専業主婦で収入がない場合でも財産を保有する権利が守られることです。
4つ目は「婚姻届けは出さず、事実婚として一緒に暮らすこと」という意味で、内縁関係であっても法律上夫婦として認められる部分もあります。
上記に共通するのは「夫婦として認められる」という意味です。
「結婚」の使い方
「結婚」は名詞として「結婚する・した」「結婚願望」「結婚式」「偽装結婚」などと使われます。
基本的に、男女が婚姻届けを出して法律上夫婦として認められることや、それに付随する権利や義務のことに使われる言葉です。
「恋愛」とは?
「恋愛」は「れんあい」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「婚姻関係にない者同士が、お互いに好きで付き合うこと」という意味で、自由な立場の男女が好意を持って付き合うことです。
2つ目は「相手のことを大切に思い、同じ時間や気持ちを分かち合いたいと思う関係」という意味で、相手をかけがえのない存在だと思い、気持ちや時間を共有したいと思えることです。
3つ目は「性的関係の対象として快楽を求める関係」という意味で、相手に性的興味を持ち、身体の関係を持つことを楽しみとすることです。
4つ目は「2人で結婚することも考えてお互いの気持ちを確かめ合う期間」という意味で、好きで一緒にいたい気持ちから、人生を共に歩む関係になれるか見極める期間のことです。
上記に共通するのは「婚姻関係になく、好意を持って付き合う」という意味です。
「恋愛」の使い方
「恋愛」は名詞として「恋愛する・した」「恋愛体質」「社内恋愛」などと使われます。
基本的に、婚姻関係にない者同士が、お互いに好意を持って付き合うことや、性的関係の対象として付き合うことに使われる言葉です。
「結婚」と「恋愛」の違い
「結婚」は「男女が婚姻届けを出して法律上夫婦として認められること」「それに付随する権利や義務のこと」という意味です。
「恋愛」は「お互いに好意を持って付き合うこと」「性的関係の対象として付き合うこと」という意味です。
「結婚」の例文
・『結婚を前提にお付き合いしている』
・『結婚すると女性に家事負担がかかる』
・『まだ仕事が楽しくて結婚は考えられない』
・『結婚してから付き合いが悪くなる』
「恋愛」の例文
・『友人は社内恋愛から結婚した』
・『職場に異性が少なく恋愛のチャンスがない』
・『首が吹っ飛ぶ様な情熱的な恋愛をしてみたい』
・『女性は恋愛するとキレイになる』
まとめ
今回は「結婚」と「恋愛」について紹介しました。
「結婚」は「法律上夫婦と認められた関係」、「恋愛」は「好意を持って付き合うこと」と覚えておきましょう。