「PVCレザー」と「PUレザー」の違いとは?分かりやすく解釈

「PVCレザー」と「PUレザー」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「PVCレザー」「PUレザー」の違いを分かりやすく説明していきます。

人気レザーの差を見ていきましょう。

「PVCレザー」とは?

PVCレザーとは合皮のひとつ。

本物そっくりの塩化ビニール樹脂をぬったものを、PVCレザーと呼んでいます。

しっかりとした硬さの素材でつくられていて、滑らかな光沢とハリもあります。

またジュースや水をこぼしてもすぐにタオルで拭けば、跡が残りにくくなっています。

丈夫で頑丈なためハンドバッグや、応接用のソファなどに使われています。

本物の革製品よりも安価で、なおかつ丈夫なので小さなお子さんのいるご家庭でも安心して使えます。

ブラウンやグリーン、そしてホワイトや水色などカラーバリエーションも豊か。

選ぶ楽しみが広がります。


「PUレザー」とは?

PUレザーも合皮の種類です。

ポリウレタン樹脂をぬっていて、とてもソフトな生地となっています。

本物の革製品のように、しなやかな柔らかさと軽さがあります。

またうっすらとシワがあるので、ナチュラルで品が良いです。

男性用のジャケットや、バッグ、そしてソファなどに幅広く利用されています。

また適度な通気性もあるので、汗をかいても素肌に張り付きにくく、不快感も軽減されています。

表面の汚れが気になった場合は、タオルで乾拭きしてあげるだけ。

本物にちかい雰囲気はそのままに、リーズナブルに革製品をたのしめます。


「PVCレザー」と「PUレザー」の違い

どちらも人気のレザーです。

「PVCレザー」「PUレザー」の違いを、分かりやすく解説します。

・ハードなPVCレザー、ソフトなPUレザー
「PVCレザー」「PUレザー」は2大合皮といわれるくらい、メジャーな素材です。

牛や山羊などの本革製品に比べて値段が安いので、気軽にお試しできます。

どちらも甲乙つけがたいのですが、質感がそれぞれ違いがあります。

PVCレザーは硬くて、ハリのある素材になっています。

ぎゅっと密度が詰まっているので、丈夫で破れにくいという特徴があります。

そしてPUレザーはソフトでしなやか、肌触りの良さが自慢です。

合皮とはいえ通気性もいいので、長時間座っていて蒸れることも少ないです。

本物そっくりの質感になっているので、言われてみないとフェイクと思わないこともあります。

それぞれの価格ですが、「PVCレザー」は安く「PUレザー」は少々高めになっています。

とはいえ本物を買うことを考えれば、とても安い金額です。

PVCレザーは色々なカラーを楽しめ、PUレザーは優しい温もりを楽しめます。

どちらも親しみやすい価格帯なので、気軽に模様替えを楽しみたい方におすすめです。

まとめ

「PVCレザー」「PUレザー」の違いを分かりやすくお伝えしました。

どちらもレザーの種類です。

PVCレザーは硬くて、ハリのある素材。

PUレザーは、ソフトな感触をしています。

豊富なカラーを楽しめるのはPVCレザー、軽くて通気性がいいのはPUレザーです。

色々なアイテムを買う際のヒントにしてみてください。