「スウェット」と「トレーナー」の違いとは?分かりやすく解釈

「スウェット」と「トレーナー」の違い生活・教育

この記事では、「スウェット」「トレーナー」の違いを分かりやすく説明していきます。

ラフな洋服を学んでいきましょう。

「スウェット」とは?

スウェットとはメリヤス生地のこと。

表側がニットのようで、裏がフワフワとした起毛になっている、温かみのある素材をいいます。

肌ざわりがよく汗をよく吸収してくれるので、週末のリラックス着としても好まれています。

会社に行かない日のカジュアルな洋服がスウェットです。

もともとスウェットは運動する人のための、スポーツウェアとして生まれたものです。

それまでのゴワゴワしたウール生地をしなやかな綿素材に変えたもので、洗濯にも強くハリのある素材感をしています。

乱暴に洗っても縮みにくく、サテン生地よりも自然な風合いがあります。

最近では大人の休日コーデとしても人気があり、幅広い世代に愛されています。


「トレーナー」とは?

トレーナーとは、厚手のトップスのこと。

綿やポリエステルで作られた、カジュアルダウンした洋服をいいます。

そもそもトレーナーという名前は、ファッションディレクターの石津謙介さんが名付けた言葉です。

たまたまボクシングジムの指導者(トレーナー)が、動きやすい服を身に付けていたことからトレーナーに。

ちなみに石津謙介さんはTシャツという用語も生み出した、ファッション界のカリスマです。

ロゴが中央に入ったロゴトレーナー、レトロな風合いの古着風トレーナー、温かみのある裏起毛トレーナーなど、現在では色々な種類があります。

手頃な値段で買える、気取らないカジュアルウェアがトレーナーです。


「スウェット」と「トレーナー」の違い

どちらもアパレルの言葉です。

「スウェット」「トレーナー」の違いを、分かりやすく解説します。

・どちらも同じ洋服
結論からいうと「スウェット」「トレーナー」は、どちらも同じファッションアイテムです。

スウェットは海外で生まれたもの、トレーナーは日本で生まれた用語です。

そのため海外のブランドショップで「トレーナーください」と言っても、通じないことが多いです。

欧米ではトレーナーのことを「スウェットシャツ」といいます。

またスウェットは「メリヤスで編まれた生地」そのものをあらわします。

そのためトップスとパンツが対になった、ジャージを指すこともあります。

一方でトレーナーは、トップスのみをあらわします。

スウェットはジュード・ロウなど、ハリウッドセレブがオフタイムで着こなすようになって、おしゃれアイテムとして格上げしているファッションアイテムです。

現地にならい海外系のファッション雑誌では、品のあるスウェットというワードが好んで使われています。

TPOにあわせて、使い分けていきましょう。

まとめ

「スウェット」「トレーナー」の違いを分かりやすくお伝えしました。

スウェットはメリヤス生地のこと。

トレーナーはラフな、トップスです。

どちらも同じアイテムを指していて、肩のこらない大人の着こなしを楽しめます。

おしゃれの参考にしてみてください。