「水中花火」と「水上花火」の違いとは?分かりやすく解釈

「水中花火」と「水上花火」の違い生活・教育

この記事では、「水中花火」「水上花火」の違いを分かりやすく説明していきます。

「水中花火」とは?

上空に打ち上げず、水面で開花する花火のことです。

花火とは、火薬や発色剤などを混ぜ合わせたものを、玉や筒などに詰め、点火・燃焼させてその形や色彩を楽しむものです。

数多くの種類があります。

「花火大会」として開催されるものは、大型の玉が使用されています。

これには上空に打ち上げて開花させるものと、水面で開花させるものがあります。

この言葉は水面で開花するものを指しています。

やり方がいくつかあります。

打ち込み式は、水中に向かって打ち込むものです。

斜め30度ほどの角度で設置した筒から玉を水中に向かって打ち込みます。

一度玉が水中に入り、火が消えてしまわないかと思うかもしれませんが、水上で開花します。

投げ込み式は、点火した玉を人が水面に投げ込む方法です。

モーターボートを使って行われることが一般的です。

なぜなら、素早く逃げないと爆発に巻き込まれてしまうからです。

素早く逃げれば安全だとされています。

このような大きな花火でなくても、線香花火のようなものを水中で行うこともできます。

水の中で花火が消えてしまうのは、温度が低いからと酸素が少ないからです。

温度が低くならず、酸素があれば、水中でも花火を楽しめます。


「水中花火」の言葉の使い方

水の中に玉を打ち込んで水上で開花させる花火を指して使用する言葉です。


「水上花火」とは?

水上で玉に着火をして、上空で開花させる花火のことです。

玉はあらかじめセットされます。

セットされる場所は、岸や水上の船の上などです。

人家などから離れた場所にセットをします。

これに着火をすると上空に玉があがり、はじけて色彩のある形が作られます。

このような上空にあげる花火は、大きな玉に火薬などを詰めています。

玉の中心には芯が通っており、玉の外側に出ている芯に着火をすると、それが玉の内側にまで燃え移り、火薬に火が移ります。

上空に打ち上げられたもの形はさまざまです。

割物、半割物、ぽか物の3種類があります。

一般的には夜間に花火を行いますが、ぽか物と呼ばれるものは昼間でも花火があがったことがわかるように、いろいろな音や煙の出し方ができるようになっています。

丸い形をしたものは、上空からみても、地上から見ても同じ形です。

丸いボールをどこから見ても同じ形に見えるのと同じことです。

「水上花火」の言葉の使い方

セットした玉に着火をして、上空に打ち上げて開花させる花火を指して使用する言葉です。

「水中花火」と「水上花火」の違い

打ち上げ方と開花する場所が異なります。

前者は水中に向かって打ち込んだり、着火した玉を水面に向かって投げたりします。

そして、水上で開花させます。

後者は岸や船の上などで着火をして、上空で開花させます。

まとめ

どちらもさまざまな色や形を楽しませてくれるものですが、どこで打つのか、どこで開花するのかが異なります。