「めんつゆ」と「白だし」の違いとは?分かりやすく解釈

「めんつゆ」と「白だし」の違い食べ物・飲み物

初心者に便利な和風万能調味料として「めんつゆ」「白だし」があります。

手軽に使えるふたつの調味料にはどのような違いがあるのでしょうか。

今回は、「めんつゆ」「白だし」の違いについて解説します。

「めんつゆ」とは?

「めんつゆ」とは、「麺のつゆとして使うかつお節や昆布などだしの風味がきいたしょうゆ味の万能調味料」を意味する言葉です。


「めんつゆ」の使い方

「めんつゆ」「家庭で手軽に使えるそうめんやそばのつゆ」として開発された調味料です。

そうめんやそばは夏場の暑い時期に美味しい麺料理ですが、家庭で簡単にゆでて味わえる乾麺が発売されているのに「めんつゆ」が発売されるまでつけて食べるためのつゆについては自分で作るしかありませんでした。

本格的な露を自作するとなると一から出しをとりしょうゆやみりんで味付けしなければならずかなり手間がかかります。

麺は乾麺で簡単に調理できるのにつゆ作りの手間を理由に家庭では麺類を食べないという人が少なくありませんでした。

そんな悩みを解消するために調味料メーカーが開発したのが「めんつゆ」です。

「めんつゆ」は鰹だしや昆布だしをベースにしょうゆやみりんで味を整えて作り上げられためんのつゆとして使うための調味料です。

多くは濃縮されて販売されているので水やお湯で割ってちょうどよい濃さに整えてめんつゆとして使います。

本来の「めんつゆ」はそばやそうめんなどのつゆとして使うための調味料ですがしょうゆやだしなど和食に必要な味つけがsべてそろっている一種の完全調味料であることが着目され、現在では初心者でも簡単に和食の味付けができる万能調味料として煮物などに使われています。


「白だし」とは?

「白だし」とは、「透き通っていて色が薄いだしベースの和風調味料」を指します。

「白だし」の使い方

「白だし」は昆布やカツオのだし汁をベースに酒やみりん、薄口しょうゆなどを加えて味を整えて作られています。

和食というとしょうゆの黒色が思い浮かびますが「白だし」はしょうゆ独特の黒さがなく料理に使っても色を変えないのが特徴です。

色の薄さから味も薄いと思われがちの「白だし」ですが見た目とは違いしっかりとした味がついています。

薄口しょうゆを使うなど黒くしない工夫によりしょうゆ独特の黒さはありませんがしっかりとだし風味の効いた和食ならではの味つけに使える調味料です。

だし巻き卵など和食の味つけは死体が色を付けたくない料理に向いています。

「めんつゆ」と「白だし」の違い

「めんつゆ」「白だし」「色」「味」です。

「めんつゆ」は麺のつけつゆやかけ汁として使えるよう濃い目のしょうゆ味で黒い色をしているのに対し「白だし」はダシの風味が全面に押し出されていて投目に近い白色です。

どちらも和食の調理に使いますがしょうゆ風味をきかせたいときは「めんつゆ」、だし風味をきかせて色をつけたくないときは「白だし」と使い分けられます。

まとめ

「めんつゆ」「白だし」はどちらもスーパーで手軽に購入できる万能調味料です。

料理初心者でも本格的な和食料理の味つけができるので上手に活用しましょう。