「トゥンカロン」と「マカロン」の違いとは?分かりやすく解釈

「トゥンカロン」と「マカロン」の違い食べ物・飲み物

トゥンカロンもマカロンも、美味しいスイーツとして人気を集めています。

見た目も似ていますが、どのような違いがあるのか解説します。

「トゥンカロン」とは?

トゥンカロンは韓国発祥のスイーツで、マカロンが進化して誕生しました。

韓国では数年にわたってマカロンブームが到来しており、その間に独自の進化を遂げたのです。

トゥンカロンは通常のマカロンよりもサイズが大きく、クリームもボリュームたっぷりにサンドされています。

トゥンカロンの語源は「トゥントゥンイマカロン」で、太ったマカロンという意味があります。

間にフルーツが挟んであったり、チョコレートやナッツ、クッキーなどがデコレーションしてあるもの等バリエーションが豊富です。

形も様々で、動物をモチーフにしているものやハート型になっているもの等色々あります。

フレーバーの種類も豊富で、見た目にもとてもカラフルです。

日本でも2019年頃から注目され始め、トゥンカロンの専門店も登場しています。

見た目が華やかなので、手土産などギフトとしも人気があります。


「マカロン」とは?

マカロンは、フランスを代表する焼き菓子の一つです。

かたく泡立てたメレンゲに砂糖とアーモンドプードルを加えて焼き、2枚の丸い生地に薄くクリームやガナッシュをはさんだスイーツになります。

元々はイタリア発祥のお菓子といわれており、素朴なアーモンド菓子でした。

それがフランスに伝わり、現在の華やかな見た目のマカロンになりました。

マカロンの製法は、フィレンツェのメディチ家からフランス王アンリの元に嫁いだカトリーヌ王妃によってフランスに伝えられたといわれています。

フレーバーの種類も豊富で、バニラやチョコレート、レモン等シンプルなフレーバーが定番です。

ピスタチオやフランボワーズ、キャラメル等のフレーバーも人気があります。

また、マカロンの本場であるパリでも日本の伝統的な素材を使ったフレーバーが色々あり、抹茶は定番のフレーバーとして定着しています。

日本でマカロンが注目されたのは2003年頃で、キュートな見た目が女性達から圧倒的な支持を受け一大ブームとなりました。

マカロンブームは落ち着きましたが、その後も定番スイーツとなっています。


「トゥンカロン」と「マカロン」の違い

トゥンカロンはマカロンの一種なので、製法などは基本的に同じです。

トゥンカロンは明確に定義されているわけではありませんが、両者の違いは大きさとサンドされているクリームの量にあります。

サイズが大きくてクリームもたっぷり入っているのがトゥンカロンです。

それからトゥンカロンは韓国発祥のスイーツで、マカロンはイタリア生まれのフランス菓子という違いもあります。

見た目がカラフルで可愛らしいのは共通しています。

まとめ

トゥンカロンはマカロンが進化した韓国発祥のスイーツで、マカロンよりもサイズが大きくクリームやガナッシュがたっぷり入っています。