この記事では、「マントヒヒ」と「マンドリル」の違いを分かりやすく説明していきます。
「マントヒヒ」とは?
「マントヒヒ」は、体毛がとても長いお猿さんのことでヒヒという名前は、中国の猿の妖怪のことで、体毛の長さがマンと見たいということでマントを着た猿の妖怪のようだと言われ、この名が和名で付きました。
なお、「マントヒヒ」は、中東が生息地で、中東に住んでいる中国の方が名付けたのがこの名です。
「マンドリル」とは?
「マンドリル」は、オナガ猿の一種でドリル属という顔がドリルの刃先のように見えるお猿さんです。
体毛は短いのですが、顔の部分に特徴的なドリルの刃先のような筋があるがゆえ、「マンドリル」と呼ばれていて、マンは、男性という英単語から来ています。
ちなみに、「マンドリル」は、アフリカを住まいにしていますが、数が減少傾向にあり、特定動物という保護の対象動物です。
「マントヒヒ」と「マンドリル」の違い
両者の違いは、体毛と顔で見分けがつきます。
体毛がものすごく長いのが「マントヒヒ」で頭と肩の部分の体毛の長さに注目すれば、普通の猿と異なるとわかり、「マンドリル」は、顔を見れば、ドリルの刃先のような筋があります。
「マントヒヒ」の例文
・『マントヒヒは実は、中国の方が名付けた』
この例は、「マントヒヒ」というお猿さんは、実は中国の方が名付け親だというものです。
これは中東にいる中国籍の方があまりにも体毛が長いサルがいるということでマントを着込んだ中国の妖怪のようであると言ったがゆえ、ヒヒが定着し、ヒヒという名前は、実はアフリカのような中東では、大きいサルのことをヒヒと言います。
つまり、ヒヒという言葉が中東では定着しているということでもあります。
「マンドリル」の例文
・『マンドリルは、顔の紋様がドリルのよう』
この例は、「マンドリル」という猿は、オナガ猿の一種で顔の紋様がドリルの刃先のようだという例です。
なお、ドリル属というのは、こうした紋様があるお猿さんのことでそうしたお猿さんを「マンドリル」と呼びます。
まとめ
「マントヒヒ」の名付け親は実は中国の方でヒヒという名前がアフリカで定着したがゆえ、一応「マントヒヒ」と呼ばれています。
ですが、この名前は和名なのでアフリカでは、ヒヒという部分だけが合致していて別の名で呼ばれており、英語においてはHamadryas baboonと呼ばれています。
一方「マンドリル」はというと和名も英語も「マンドリル」で英語ではMandrillです。
「マンドリル」の場合、英単語が学術名の名付け親になっており、マンドリルスフィンクス」という名前が学術名でとりあえず、顔の紋様がドリルのようであれば、「マンドリル」になります。
なぜ、スフィンクス?と思われるでしょうが、「マンドリル」は、霊長類にしては顔がものすごく長く、スフィンクスのようであるがゆえ、「マンドリルスフィンクス」と学術名では呼ばれているのです。